管理職の4人に3人が、Z世代は一緒に仕事をする上で最も「困難」な世代だと回答した。
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- 新しい調査によると、管理職の約4分の3が、Z世代の従業員を扱いにくいと感じているようだ。
- 管理職は、Z世代は技術的なスキル、努力、モチベーションが不足していると述べている。
- 27%が最初の1カ月でZ世代の社員を解雇したことがあると答えているほどだ。
ResumeBuilder.comの調査によると、マネージャーやビジネスリーダーのほぼ4分の3にあたる74%が、Z世代は一緒に働くのが「最も難しい世代」であると回答している。
そのうちの約40%は、この年齢層の人々がスキルを欠いていることが原因であると述べている。また、同じ割合の管理職が、1997年から2012年の間に生まれたZ世代の社員は、やる気がなく、「すぐに気が散ってしまう」と感じているという。
この調査は4月14日に実施され、米国内の1300人以上のマネージャーやビジネスリーダーが回答している。
「COVID-19や遠隔教育の結果、Z世代はエントリーレベルのポジションで上の世代よりも成功するための基盤が欠けている可能性がある」とResumeBuilder.comのチーフキャリアアドバイザーであるステイシー・ハラー(Stacie Haller)は述べている。
つまり、Z世代はデジタルコミュニケーションツールの使い方に長けているものの、対面でのやりとりのスキルが不足している可能性があるのだと、ヘアブロ(Hairbro)のマーケティングディレクターであるアダム・ガーフィールド( Adam Garfield)はResumeBuilder.comで語っている。
調査回答者の約3人に1人は、ミレニアル世代と働くことを好むと答えた。また、44%が、この世代が「最も生産的」だと思うと答え、同数の人が「最高のスキルを持っている」と答えている。
一方、約30%の人がX世代と働くことを好むと答え、約4%の人がベビーブーマーと働くことを好むと答えた。
世代間の溝は非常に深く、Z世代と一緒に働くのが難しいと感じたマネージャーの中には、採用後すぐにZ世代を解雇したと答えた人もいる。実に調査対象者の約27%が、最初の1カ月でZ世代を解雇したと回答しているのだ。