たった1枚でいい。
家で魚を焼こうと思うと、どうしても腰が重くなる。
コンロについているグリルで焼けばいいのだろうが、グリルの網の部分に魚がくっついてあとで洗うのが大変だったり、そもそも魚の身が崩れてしまいボロボロになっちゃったり……。
そのため家で焼き魚はとんと食べなくなった。
でも、やっぱり焼き魚食べたいときってある。なんとかフライパンで焼けないものか、いろいろ試してみたのですが、一番簡単な方法に気づいた。
それは、フライパンシートを使うこと。
フライパンに乗せるだけでくっつかない!
フライパンシートとは、フライパンの上に乗せて、その上で調理するというもの。
シートを敷くのでフライパンは汚れませんし、魚がくっつくこともない。油を使わないので カロリーもカットできる。
焼き魚はもちろん、その他の焼き物、炒め物、煮物、揚げ物などにも使えるらしい。
最近、フライパンシート買ってから、焼き魚ばっかり食べてるんですよ。実際どんな風に焼くのか、お見せしますね。
フライパンで魚を焼く手順
まずはフライパンの上にシートを乗せて、熱する。だいたい中火くらい。
フライパンが熱くなったら、魚投入! 今回は塩鮭の切り身にした。
しばらく待ちます。だいたい片面が6割くらい焼けるまで待とう。あまり動かさないほうがいいようだ(身崩れしてしまうから)。
ある程度焼けてきたかなーと思ったら、ちょっとだけフライパン返しで動かす。万が一のくっつき防止。
6割くらい火が通ったかなと思ったら裏返す。
ここでフタをして、蒸し焼き状態に。
だいたい火が通ったかなと思ったら、フタをあけて完成。今回、鮭が厚みがあったので、最後に側面もちょっと焼いておいた。
あとはシートを捨てるだけ。フライパンに油は染みていない。さっとキッチンペーパーで拭いておけば大丈夫。洗い物が減って嬉しい!
毎日魚を焼きたくなっちゃう
はい、こちらがフライパンで焼いた鮭。おいしそう。
中にもちゃんと火が通っている。油はある程度シートが吸ってくれるが、気になる場合は焼いているときにキッチンペッパーで拭き取るといい。
今回のフライパンシートはAmazonで買ったものだが、今では100円ショップでも購入できる。
また、クッキングシートでも大丈夫。ただし、直火が当たると燃えてしまうので、フライパンの外にはみ出ないように注意したい。
フライパンシート、魚が手軽に焼けるし、洗い物も減るし、いいことづくし。正直、今ほとんど毎日焼き魚を食べている。焼き魚が手軽に食べられる生活は幸せだ。
「家で焼き魚、面倒だな」と思っている方、フライパンシート超絶オススメ。これがあるだけで、「よーし今日も魚焼いちゃうぞ!」って思うだろう。
ライフハッカー[日本版]より転載(2022年3月5日公開の記事)