数カ月前に引っ越しをしてからしばらくの間、水道水の塩素などの風味が気になって、ミネラルウォーターのペットボトルをストックすることがあった。
しかし、毎回ペットボトルの水を使うとなると置き場所を確保するのが大変で、また大量のゴミも出てしまう。
いくらリサイクルができるとはいえ、この量は気が引ける……と考えた末、ポット型の浄水器を導入することにした。
ドアポケットに入るスリムな浄水器
ブリタ「ポット型浄水器 リクエリ」 2980円(税込)
撮影:シラクマ
そこから数カ月、今や我が家で欠かせない存在となっているのが、ブリタの「ポット型浄水器 リクエリ」だ。
本体は浄水前の水を注ぐ上段と、濾過した水をキープする下段に分かれており、浄水器全体では2.2 リットル、ろ過水では1.15 リットルを入れておける。
撮影:シラクマ
これだけの容量でありながら、冷蔵庫のドアポケットに収納できるようスリムに設計されているため、クリーンな水をいつでも冷えた状態で飲むことができる。
待ち時間が数分だから使いやすい
撮影:シラクマ
使用方法は非常にシンプルだ。まずは上部のフタを開け、水道水を8割ほど注ぐ。
撮影:シラクマ
すると、浄水カートリッジを通過して濾過された水が出てくる。
数分で容量一杯の浄水が完了するため、水のストックが足りなくなった場合でも、それほど待たなくて良いのが使いやすいポイントだ。
撮影:シラクマ
一点注意が必要なのが、浄水後の水には賞味期限があるということ。
浄水によって塩素が除去されているため、作った水は1日以内に飲むのが良いとされている。
もちろん、余った水は植物などにあげることで有効活用もできるが、作りすぎには気を付けたいところ。
4週間で浄水カートリッジを交換
撮影:シラクマ
フィルターの役割をする浄水カートリッジは、1日あたり5.3リットル使用の場合、約4週間で交換するのが目安となっている。
ブリタの浄水器のフタには、切り替えタイミングが一目でわかるメーターが付いているため、そのタイミングも忘れることなく交換できるのが安心だ。
撮影:シラクマ
カートリッジは手のひらで包めるコンパクトサイズ。わが家では3個セットのパックを買い置きしてストックするようにしている。
撮影:シラクマ
取り替え方は、まず新品のカートリッジを気泡が出なくなるまで水に浸し、次に本体内部にカートリッジをセット。
その後2回分の水を浄水したら、3回目から使用できるようになる。
撮影:シラクマ
最後にボタンを長押しして、メーターをリセットしたら完成だ。
1週間に1メモリずつ減っていき、また4週間後に交換のタイミングを教えてくれる。
使用後のカートリッジは冷蔵庫で再利用
撮影:シラクマ
ちなみに、使用後のカートリッジはしばらくの間、脱臭剤としても再利用できる。
浄水器での使用量などにもよるだろうが、大体1カ月くらいは効果を実感できている。
このアイテムを導入してからは水だけでなく、冷蔵庫の中までクリーンな状態をキープできるようになった。