「帰宅時に足元が暗い問題」を解決してくれた常夜灯が、災害時にも安心して使える備えになった

引っ越して一年になる我が家だが、ずっと放置してきた問題がある。

それは、玄関に照明がないので、夜の外出時や帰宅時に、暗闇で靴の着脱をしなければならないことだ。

地震などの災害で停電が起こった際に、玄関に明かりがないこともかねてより心配だった

そこで常夜灯を探していたのだが、賃貸なので壁に穴をあけて照明器具を設置することが難しく、インテリアとの相性も犠牲にしたくはない

そんな条件をすべて満たしていた常夜灯がCALM(カーム)だった。

設置場所を選ばない常夜灯

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撮影:森亮太

進藤電気設計が手がける照明ブランドtwodoの「CALM」は、木製の外装がインテリアになじむ、壁掛けの常夜灯だ

シンプルなデザインと小ぶりなサイズで、設置する場所を選ばない。

色も3種類から選べ、今回はウォルナットを選んだ。

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twodoのHP(https://www.twodo.jp/CALM.html)よりキャプチャ

一見するとただの木片に見えるが、これがなかなかの高性能。光を感知するセンサーを備えており、暗くなると自動で点灯し、暖かな色合いの光で足元を照らしてくれる

光量は控えめなので、暗闇に目が慣れている状態でも眩しくない

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撮影:森亮太

部屋の明るさを感知して自動で消灯もしてくれるので、点け忘れ、消し忘れが起こらない

充電は月に1回

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USB type-Cのケーブルで充電できるが、ケーブルは付属しないので手持ちのものを使うか、別途用意する必要がある。

撮影:森亮太

電源は充電式だ。月に一度の充電で毎晩(12時間)使うことができる

電池のゴミが出なかったり、コンセントのない場所にも気軽に設置できるのは嬉しい。

充電口は裏側にあり、壁にかけているときは見えない。

説明書によれば、約1000回の充電ができるので、計算上80年使えるとのことだ。

非常時には懐中電灯になる

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撮影:森亮太

普段遣いの常夜灯としてだけでなく、非常時の備えとしても役立ってくれる。

壁から簡単に取り外しができ、非常時の懐中電灯としても使えるのだ

停電時には貴重なスマートフォンのバッテリーを消費せずに済む。

常夜灯として普段から使用していればすぐ手に取ることができるので、とっさの避難でもすぐに明かりを手元に確保できる

停電が長引いて長時間充電できない場合にも、内装バッテリーを市販の単三電池と交換して使用することもできる

賃貸でも気軽に設置可能

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両面テープは3M社の「コマンドタブ(S)」が使われている。

撮影:森亮太

CALMを掛ける専用フックの設置に使う両面テープは、はがした後に壁に傷や跡が残りにくいものが使用されている

賃貸の部屋でも気軽に設置できるので、暗さが気になる場所を、ピンポイントで明るくすることができる。

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撮影:森亮太

CALMを設置してからは、暗さが原因の不便さがなくなり、家がより快適になった

我が家では玄関で暖かく、小さな明かりが出迎えてくれるようになった。

この明かりが、災害時にも変わらず使える備えになってくれていると考えると心強い。


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