「これで毎日通える」サウナーが住むべき東京都内の駅ランキングトップ10

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ランキング1位の京王永山駅エリアにある「永山健康ランド 竹取の湯」。

提供:LIFULL

ゴールデンウィーク明けに注意したいのが五月病ですが、サウナは五月病を防ぐためのストレス発散にぴったりです。

このたび「注目の都内サウナに通いやすくて家賃が安い駅ランキング」を不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」が発表しました。2022年10月に発表された「東京都内でサウナがオススメの温泉・銭湯・スパ15選」(ニフティ温泉)にランクインしているサウナがある駅の単身世帯向け物件の平均家賃を算出し、安い順にランキング化しています。

LIFULL HOME'Sでは、「#サウナ偏愛」というタグ検索で、サウナ施設がある人気駅(新宿、池袋、横浜、草加など)から徒歩10分以内の物件一覧を表示するなど、これまでにも「SNSのハッシュタグ検索のように感覚的な住まい探し」ができるサービスを提供してきました。

今回の「注目の都内サウナに通いやすくて家賃が安い駅ランキング」も、

「そうした流れから、多様化するライフスタイルのなかで、これまでの通勤時間や立地、家賃だけではない住まい探しをご提案したいと思い、愛好家も多い『サウナ』×『住まい探し』のランキングを作成しました」(LIFULL HOME'S・担当者)

と、Business Insider Japanの取材に答えます。

では、実際にランキングを見てきましょう。

城東・城北エリア(都心から東側・北側に位置する行政区)がお手頃

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これまでサウナの設備に注目したランキングはありましたが、家賃まで考慮したランキングは初めて。

提供:LIFULL

1位は、平均家賃5万円台で住むことが出来る「京王永山駅」(5万6217円)。駅から徒歩1分の立地に、1時間間隔でオートロウリュサービスが展開される「永山健康ランド 竹取の湯」があります。

LIFULL HOME'S総研チーフアナリストの中山登志朗氏は、

「1位の『京王永山』は多摩市にある駅です。新宿から約30分というアクセスの良さながら多摩ニュータウンの中心地で、もともと賃貸物件が豊富にあるため、賃料相場が割安に設定されています。

東京都内で移動が便利な割に家賃が比較的安価に設定されているのは、城東・城北エリア(都心から東側・北側に位置する行政区)および市部の都心寄りエリアに多く見られます」

とコメントしています。

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2位の北綾瀬駅エリアにある「大谷田温泉 明神の湯」。

提供:LIFULL

2位の「北綾瀬駅」(6万6542円)は、都内でありながら湯治場風情が味わえる「大谷田温泉 明神の湯」があり、「高温サウナ」とミストサウナタイプの「源泉蒸し風呂」を楽しめます。

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3位の船堀駅エリアにある「東京健康ランドまねきの湯」。

提供:LIFULL

3位は「船堀駅」(7万3405円)。徒歩4分の立地にある「東京健康ランドまねきの湯」は、天然温泉が使われている大浴場や高濃度炭酸泉の檜風呂、露天風呂などと併せて、広々としたサウナルームで汗をかくことができます。

中山氏は、

「2位の『北綾瀬』、3位の『船堀』は足立区、江戸川区にある城東・城北エリアの代表的なベッドタウンで、こちらも都心へのアクセスが良いわりに賃貸物件が豊富です」

とコメント。

コロナ禍で減ったサウナ人口は復調傾向

サウナ人口の推移

コロナ禍の影響で2020年から21年にかけてサウナ人口は激減した。

提供:日本サウナ総研「日本のサウナ実態調査2023」

日本サウナ総研が行った「日本のサウナ実態調査2023」によると、コロナ禍の影響でサウナに行く頻度が減り、減少していたサウナ愛好家人口も今年は復調の傾向にあります。

ヘビーサウナー(月に4回以上サウナに入る人)が255万人から287万人、ミドルサウナー( 月に1回以上サウナに入る人) が521万人から547万人、ライトサウナー(年に1回以上サウナに入る人)が796万人から845万人に増えているといいます。

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