メルカリの山田進太郎社長。画像は2022年6月期の通期決算会見時のもの。
出典:メルカリ2022年6月期通期決算説明会より
メルカリが通期業績予想を公表し、創業以来の最高業績となる売上高1700億円、営業益135億円、最終益83億円になる見通しであることがわかった。4月28日、2023年6月期 第3四半期決算に合わせて公表した。
過去のメルカリ通期業績の推移。最新2023年度は業績予想。
Business Insider Japan
出典:メルカリ「通期業績予想(連結業績・個別業績)に関するお知らせ」より
メルカリが公表した「通期業績予想(連結業績・個別業績)に関するお知らせ」によると、前期比での大幅増益となる背景について
連結営業利益及び連結経常利益は、グループシナジーの最大化に向けてFintechにおいて「メルカード」の会員獲得のための投資を継続する一方、グループ全体での投資規律の浸透や継続的な費用の見直し、及び不正利用の正常化等により収益性が向上し、黒字となる見通しです。
としている。
出典:メルカリ決算資料より
なお、今回の第3四半期決算は、売上高1279億1300万円(前年同期比16.6%増)、営業益115億2900万円、純利益50億5600万円。
アメリカ事業はGMV(流通取引総額)14%減(前年同期比)、MAU(月間アクティブユーザー数)が11%減と、アメリカ市場のインフレと金利上昇などの影響が直撃している。