まだまだ「夏」というには早い時季だが、汗ばむ日も増えてきている。
電気代もどんどん高騰しているため、夏本番の暑さを考えると、「暑いけど、今からエアコンをつけるのは……」と消極的になっていた。
低価格で取り入れやすいサーキュレーター
アイリスオーヤマ サーキュレーター PCF-SCAI15T 6475円(税込)
撮影:間宮葵
そこで買ったのがアイリスオーヤマのサーキュレーターだった。手が出しやすい価格だったし、何よりコロンとした丸い形が可愛い。
幅と奥行きは20センチほど、高さも30センチほどとコンパクトなので、扇風機と違って場所をとらず、圧迫感も少ない。
ちなみに、もっと小さな「サーキュレーターmini」も出ているそうだ。
空気の循環で「自然な涼しさ」
撮影:間宮葵
コンパクトだが風量も申し分なく、もっとも強いモードにすると、扇風機の「中」くらいの涼しさ。
しかし直接風を浴びる扇風機と違って、部屋の空気全体を循環させてくれるのがサーキュレーター。部屋のどこにいても自然な涼しさを得られる。
左右・上下の首振りに対応しているため、素早く空気を循環してくれる印象がある。%!(EXTRA string= )
撮影:間宮葵
風の向きや強さ、タイマーについては小型のリモコンで操作するが、Alexaにも対応しており、声でも操作できる。
すでにスマートスピーカーやアイリスオーヤマの製品を取り入れている人なら、使う度にリモコンを探す必要もなくなりそうだ。
梅雨の時期の部屋干しにも
撮影:間宮葵
5月も終盤だが、最近では雨が増え、部屋干しを避けられないときもある。
サーキュレーターがあれば、洗濯物も効率的に乾かせるので、部屋干し特有のいやなニオイも発生しにくい。
首振り機能のおかげで洗濯物にまんべんなく風があたり、乾きのムラも少ない気がする。
持ち運びには不向き
撮影:間宮葵
残念なのは、取っ手がついていないため、持ち運びはしにくいことだ。
持ち手にできる窪んだ部分があるものの、狭く、私の指でも3本ほどしか入らない。移動するにはやや不安定だ。
とはいえ、とにかく小型なので重さや負担は感じない。決まった場所に置くなら特に気にならないだろう。
エアコン必須の季節に向けて
撮影:間宮葵
これから夏や冬にかけてエアコンを使用するようになれば、併用することでエアコンの稼働も抑えられ、省エネにもつながる。
アイリスオーヤマらしい低価格もあって、電気代をすこしでも抑えたいなら取り入れやすい1台だろう。