マリオの成功に見る、ゲームIPがハリウッドの次なる「財源」となる5つの理由

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※この記事は、ブランディングを担う次世代リーダー向けのメディアDIGIDAY[日本版]の有料サービス「DIGIDAY+」からの転載です。

「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の驚異的な成功は、ビデオゲームの知的財産(IP)が映画化やテレビ化の機が熟したことを証明している。

もし過去10年がスーパーヒーロー映画や、コミックの映画化の10年だったとしたら、次の10年はハリウッドのビデオゲーム時代になる可能性が高い。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーは任天堂、イルミネーション(Illumination)、ユニバーサル・ピクチャーズ(Universal Pictures)が約1億ドル(約133億9000万円)をかけて制作した映画で、全米公開から5日で2億ドル(約267億7000万円)以上を稼ぎ出した

しかし、これは氷山の一角にすぎない。HBOの「ラスト・オブ・アス(The Last of Us)」シリーズは1月にエンターテインメント界で旋風を巻き起こし、ネットフリックス(Netflix)からパラマウントプラス(Paramount+)に至るストリーミングプラットフォームはこぞって、「フォールアウト(Fallout)」、「マスエフェクト(Mass Effect)」といった人気ゲームのIPに飛び付いている。

ハリウッドとビデオゲームの蜜月はまだ比較的初期の段階にあるが、時代を超えたロマンスになりそうだ。ゲームのIPが、映画およびテレビ業界の次なる稼ぎ頭になるとされる理由を探るため、DIGIDAYは専門家に話を聞いた。専門家によると、理由は5つあるという。

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