撮影:美里茉奈
お風呂上がり、ふかふかのタオルに包まれるのは至福の時間だ。心地良い柔らかさに触れる瞬間は、水滴だけでなく日常の疲れまでを吸い取って癒してくれるかのよう。
そんな気分を毎日味わいたい……と夢見ていたところ、慕っている人に教えてもらったのがIKEUCHI ORGANIC(イケウチオーガニック)のタオルだ。
高級ホテルのタオルを自宅で再現
イケウチオーガニックの「オーガニック330 シャワータオル」税込3300円。全4色で、写真はネイビー。
撮影:美里茉奈
1953年に、愛媛県今治市で創業したイケウチオーガニックは、オーガニックコットン100%で作る今治タオルの製造会社。
私が欲しかったのは、それなりに厚みがあって丈夫で、バスタオルとして使えるサイズのタオルだ。
選んだのは「オーガニック330 シャワータオル」。サイズは35 x 120センチだ。フェイスタオルと同じ幅で、縦が長いタイプである。
実際にバスタオル、フェイスタオルと並べて干してみた。一番左がフェイスタオル、真ん中が購入したシャワータオル、右端が通常サイズのバスタオルだ。
撮影:美里茉奈
オーガニック330は、イケウチオーガニックの中では「中厚手」に該当する。
実際に使ってみると、濡れた肌に押し当てただけでスッと水滴を吸い取った。柔らかく、肌にやさしい感触で、水分を吸ってベチャっとなるような感じはない。
吸水性に優れ、洗濯後もフワフワ
洗って天日干しした後のシャワータオル。繊維がしっかりと立っている。
撮影:美里茉奈
購入前は、「通常のバスタオルよりも横幅が短いこのシャワータオルだと、大きさが足りないかも?」とも思ったが、杞憂だった。
私がショートヘアだからかもしれないが、全身に加えて髪を拭いてもまだ拭ける。水切り後のバスルームの拭き上げまで完了できた。
そんなハードな使用方法でも、洗濯後に乾かすとフワフワ感はキープ。これまで10回ほど洗濯したが、特にヘタりなども感じない。また、室内干しでも乾きやすいことにびっくりしている。
商品展開が多すぎ!どれを選べばよい?問題
イケウチオーガニックの公式サイトより。数字は1桁目が開発された順番、2~3桁目が糸の糸の太さをあらわす。今回紹介した330は、3番目に開発された30番手の糸を使ったタオルだ。
Business Insider Japan
イケウチオーガニックは、ユーザーの声に応えた商品を展開している。
サイトを初めて見た時、バスタオル一つとっても20種類近い商品があってびっくりするとともに「どれが(自分にとって)良いのか」が少し分かりにくく感じた。
いきなり商品を検討するよりも、公式サイトの「タオルの選び方」や「商品比較表」をもとに「自分はどんなタオルが欲しいか」をある程度イメージしてから選ぶほうがスムーズだろう。
なお、私のタオルは商品比較表によると「ややしっかり」に該当するが、十分柔らかいと感じる。実物の感触を確かめたい方は、取り扱い店舗に足を運んでみるのもおすすめだ。
「赤ちゃんが口に含んでも安心・安全」なタオル
パッケージにもサステナビリティや環境配慮へのこだわりが見える。
撮影:美里茉奈
イケウチオーガニックは「最大限の安全と最小限の環境負荷」を企業理念として掲げている。
「人間の生産活動はそれ自体が環境への負荷である」と認識し、サステナビリティが注目される以前から、きめ細かく対策に取り組んでいることに驚いた。
まず、タオルの素材。「赤ちゃんが口に含んでも安心・安全な商品」へのこだわりから、オーガニックコットンについては、スイスの認証機関bio.inspecta(バイオインスペクタ)から審査を受け、オーガニック認証を取得している。
特筆したいのは、原材料の調達から最終製品に至るまで、安全性と環境性のデータを全て公開していることだ。
イケウチオーガニックでは、タオルのパッケージに添付されたQRコードから、トレーサビリティ検索サイトにアクセスできる仕組みもある。
タオルのロットナンバーを入力すると、自分のタオルがどうやって作られたのか、原産地から検品までの全ての工程をたどることができる。
撮影:美里茉奈
またイケウチオーガニックでは、2002年から自社の使用電力を100%風力発電でまかなっていることも知った。
最初は「少し高いかな?」と思っていた私だが、こうした背景を知ると「むしろ安い」「消費活動を通じて応援したい」に変わった。
タオルについて、いろいろなことを考えさせてくれたイケウチオーガニック。一度にすべてを買い替えるのは難しくても、節目節目に少しずつ揃えていきたい。