アマゾン、アレクサに「ChatGPT的」生成AI機能の実装を計画。ディズニーやレゴとの協業も視野に

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アマゾン(Amazon)はスマートアシスタント「アレクサ(Alexa)」に生成AI機能の実装を計画している模様だ(画像は2021年10月撮影のアレクサ搭載デバイス)。

REUTERS/Mike Blake/Illustration

Insiderが独自に確認した社内文書によれば、アマゾン(Amazon)は2022年末に音声アシスタント「アレクサ(Alexa)」部門およびデバイス部門で2000人弱の従業員を解雇したにもかかわらず、アレクサに対話型人工知能(AI)「ChatGPT(チャットジーピーティー)」的な生成AI機能を実装して再度のブームを起こそうと計画している模様だ。

この社内文書では、アレクサスマート化計画の到達点が次のように表現されている。

「ユーザーは、アレクサがデータベースから情報を取得しているのではなく、自分で考えているのだと感じるようになるでしょう」

社内文書には「アレクサ大規模言語モデル エンターテインメントユースケース(Alexa LLM Entertainment Use Cases)」とのタイトルが付され、自然な会話に近い形の動画検索、ユーザー個人に最適化されたレコメンド、ニュース要約や子供向け物語の創作など、エンターテインメント分野に関連した新機能の例が具体的に挙げられている。

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