「信じられないほど利己的な行為だ」…ある大富豪がプライベートジェットを売却することに決めた理由

ジョージア州の実業家スティーブン・プリンスは、プライベートジェット旅行が環境に与える影響を実感し、Cessna 650を売却することを決めたという。

ジョージア州の実業家スティーブン・プリンスは、プライベートジェット旅行が環境に与える影響を実感し、セスナ650を売却することを決めたという。

Urbanandsport/NurPhoto via Getty Images

  • 米ジョージア州の実業家スティーブン・プリンスは、プライベートジェットでネブラスカ州やカリブ海に行くことが大好きだった。
  • だが、プライベートジェットでの移動が環境に与える影響を知り、彼はセスナ650を売却することを決意した。
  • プライベートジェットは、乗客一人当たり、民間の飛行機と比較すると5倍から14倍の汚染物質を排出する

ジョージア州の実業家スティーブン・プリンス(Stephen Prince)は一時期、3機のプライベートジェットを所有していた。彼は年に数回訪れるネブラスカ州の人里離れた狩猟保護区やカリブ海で休暇を過ごすために飛行機を利用している。

「私は文字通り飛行機まで車で乗り付け、私の荷物をパイロットが降ろして飛行機に入れ、その後、誰かが私の車を駐車しに行く」と彼はInsiderに語った。

プラスチックカードの印刷事業で資産の大半を築いたプリンスにとって、自家用ジェットの利便性は富の最大の特典のひとつだ。その体験はとても素晴らしいものなので、彼はプライベートジェット旅行の中毒性をしばしばコカインに例えることもあるという。

「中毒になる覚悟がない限りやってはいけない。絶対に中毒になるから」と彼は言った。

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