冬は気に入った匂いのハンドクリームを使っていたが、湿度が高まってくるにつれて高保湿のハンドクリームはベタつきが気になるようになってきた。
最近、外出時には「ハンドクレンジングスプレー」を持ち歩くようになった。
ハンドクレンジングスプレーという選択肢
Haan ハンドクレンジングスプレー 1540円(税込)
撮影:森亮太
それがスペインはバルセロナ発の、「HAAN」というスプレーだ。
手の殺菌と保湿をしてくれてベタつかない上に、良い香りでリラックスできる。
消毒液とハンドクリームの特徴を併せ持った製品だ。
フタを外すとこんな感じ。半透明の栓をとって詰替え液を補充する。
撮影:森亮太
アルコール濃度は65%と低めなので肌への負担が少なく、その他には保湿効果のあるアロエベラと香料が含まれている。
香りは8種類あり、僕が使っているのは「Dew of Dawn」という、「夜明けの草木から香る滴のような、または採ったばかりの新鮮な草木の香り」をイメージしたものだ。
まさに新鮮な草木のような、力強い香りがする。 出したばかりの香りは少し癖が強く感じるが、手にすり込むうちにマイルドになってくる。
容量は30ミリリットルで約400回使えるとのこと。詰め替え用も売っているので、一つの容器を長く使うことができる。
べたつかずに保湿をしてくれる
撮影:森亮太
このハンドクレンジングスプレーの利点はなんといっても適度な保湿と消毒にある。
湿度の高い季節でも紙を扱ったり、手洗いをしていったりするうちに手は乾燥してしまう。
使用時にはフタを外す必要がなく、そのままシュッとスプレーできるので、 僕の場合は手の保湿をこれまでよりもこまめにできるようになった。
撮影:森亮太
また、外出時はセルフレジやATMのタッチパネル、電車のつり革などに触れる機会も増えるが、そうしたときにもこれ一本で保湿から消毒までできる。
外出時のリフレッシュに、好みの香りのハンドクリームを塗るときもあったので、香りも自分好みのものが選べるのはありがたい。
持ち運びに最適
撮影:森亮太
容器はとても薄く、角が丸いデザインなので、ポケットやカバンにも収納しやすくなっている。
パッケージは、スペインの太陽に満ちた雰囲気を感じさせる、カラフルなものとなっていて目にも鮮やかだ。
スプレー部分の周辺が固くなっているので、誤ってカバンの中などで、液体が出てしまう心配もなさそうだ。
環境と水問題への貢献もできる
HAAN公式Youtubeチャンネル(https://www.youtube.com/watch?v=9wG_mTm8o5M&t=159s)よりキャプチャ
容器は100%リサイクルが可能なポリプロピレンプラスチックが使用されている。
また、利益の20%が、アフリカ大陸南東部マラウィの井戸水を掘削するプロジェクトに寄付されており、このスプレーを1つ買うと、マラウィに134リットルの安全な飲み水がもたらされる計算とのこと。
HAANのHPでは、このプロジェクトの進行がリアルタイムで把握でき、2023年5月現在、17基の井戸が完成し、さらに5基の井戸が計画されている。
一つ一つの井戸の掘削の過程や、それらを使う人々を写した映像や写真を見ることもできる。
これから暑く多湿な季節になっていくが、消毒、保湿、香りの3つの機能をこれ一つでカバーできるハンドクレンジングスプレーで、水問題に貢献しつつ手を快適に保っていきたい。