マイクロソフト「2.1兆円買収」診療記録生成AIの進化が凄まじい。わずか数秒で完成、医学用語の精度も完璧

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マイクロソフト(Microsoft)は、2022年に傘下に置いたニュアンス(Nuance)と、出資先OpenAIの次世代大規模言語モデル「GPT-4」を組み合わせて、医療現場の技術革新を加速させようと動き出した。

Microsoft/Nuance/Business Insider Japan

マイクロソフトは2022年3月、197億ドル(約2兆1500億円)という巨額を投じた医療機関向け人工知能(AI)・音声認識大手ニュアンス(Nuance)の買収手続きを完了させ、ヘルスケア関連ビジネスを一気に拡大する体制を整えた。

ニュアンスはいま、対話型人工知能(AI)「ChatGPT(チャットジーピーティー)」の登場で一気に存在感を増した生成AI技術を、自社開発の次世代製品に搭載することで、医療現場に画期的な変革を起こそうとしている。

ヘルスケア関連団体が近ごろ主催した国際会議の場で、ニュアンスは同社が描く青写真の一部を示した。

ニュアンスは対話型AIや音声認識技術に強みを持ち、アップルのスマートアシスタント「Siri(シリ)」に基盤技術を提供したことでも知られる。

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