オラクル「3.8兆円」巨額買収のサーナーで大量解雇、グーグル出身CEOは「儀礼的役割」に追いやっていた

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米ソフトウェア大手オラクル(Oracle)のラリー・エリソン共同創業者兼会長兼最高技術責任者(CTO)。

REUTERS/Robert Galbraith

医療情報技術大手サーナー(Cerner)を283億ドル(約3兆8000億円、当時のレート)で買収したオラクルが、2022年6月の手続き完了後から最近までに、昇給・昇格の凍結や大規模なレイオフ(一時解雇)を実施していたことが分かった。

サーナーの現役および元従業員4人がInsiderの取材に応じ、詳細を明らかにした。

オラクルは、買収合意時に2万8000人いたサーナー従業員のうち、3000人以上を解雇。昇給・昇格も凍結した上で、2023年初頭の時点で年内の凍結解除は困難との見通しを従業員向けに発表していたという。

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