イーロン・マスク、ツイッターの育休期間「テスラ並み」に再変更。「9割削減」は撤回も、混乱止まず

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ツイッター(Twitter)の経営改革を進めるイーロン・マスク氏。画像は5月、フランスのル・メール経済・財務相との会談時のもの。

LUDOVIC MARIN/Pool via REUTERS

イーロン・マスク氏による育児休業制度改悪に「もう我慢の限界だ」と怒りの声を上げていたツイッター(Twitter)の従業員たちも、いくらか安堵した模様だ。

同社は4月、正式な発表や従業員への連絡なしに、有給の育児休暇期間を従来の20週間から一気に2週間まで削減。経営陣に批判が殺到し、退職の意思を社内でおおっぴらに口にする従業員が散見されるなど、社内の士気が低下していた。

その後、同社の人事部門責任者でシニアディレクターのウォルター・ギルバート氏は事態収拾のため、「地域の定める要件を満たすことを前提に、最低12週間の有給休暇が付与される」との見解をメール(5月6日付)で表明し、「来週、追加情報をお送りする」としていた。

内情に詳しい関係者2人によれば、ギルバート氏は約束通り、5月12日にメールで新たな方針を示した。

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