カワサキが作った電動3輪ビークルが36万円で発売。バイクの特許技術を応用

オートバイメーカーとして知られているカワサキモータース。

コーポレートカラーであるライムグリーンのオートバイの印象が強いかもしれない。

安定性と快適さを兼ね備えた3輪ビークル

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「noslisu(ノスリス)」税込36万3000円

提供:株式会社カワサキモータースジャパン

そんなカワサキから、5月20日に新感覚のパーソナルビークルが発売された。名前は「noslisu(ノスリス)」。電動アシスト自転車仕様の3輪ビークルだ。

開発コンセプトは、“快適で気軽な移動体験を全ての人へ”。自転車と四輪車の間をつなぎ、今までにない安定感と快適さ、操る楽しさを提供するという。

カワサキ独自の2輪ステア機構

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提供:株式会社カワサキモータースジャパン

モーターサイクルで長年培った設計技術と経験を活かし、カワサキ独自の2輪ステア機構を搭載。平坦な路面はもちろん、傾斜や凹凸のある路面でも安定した走行が可能とのこと。

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提供:株式会社カワサキモータースジャパン

3輪ならではの安定感と、2輪自転車に近い操縦性を両立した点も魅力だ。

走行モードはパワー・標準・エコの3種類で、従来の電動アシスト自転車同様、ハンドルについたスイッチで切り替えられる。

付属のリチウムイオンバッテリーは、「標準」モードで47キロの道のりを走行可能だ。

スタイリッシュな外観

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提供:株式会社カワサキモータースジャパン

無駄がなくすっきりとした見た目もいい。細身のパイプフレームがスポーティーな印象だ。

カラー展開はウララブルーとメタリックフォースシルバーの2色で、ライムグリーンは現状ないようだ。

安定感と快適な乗り心地を実現しつつ、外観のスタイリッシュさも持ち合わせている。

新感覚のエコな移動手段

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提供:株式会社カワサキモータースジャパン

環境省が行った調査によると、2021年度における二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量は、日本だけでも11億2200万トンとされている。

noslisuは電動なので、走行過程でCo2も排気ガスも出さない。2輪自転車よりも安定感があり、車よりも手軽に乗ることができる。

新しいエコな移動手段の一つとしても活用できそうだ。


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