【独自】アンドリーセン・ホロウィッツ、VC向けファンド設立へ。若手起業家「青田買い」強化

Andreessen Horowitz

アンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz)の共同創業者マーク・アンドリーセンは、個人投資家としてもさまざまなスタートアップやファンドに投資している。

Justin Sullivan/Getty Images

複数の関係者によると、米シリコンバレーの最有力ベンチャーキャピタル(VC)、アンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz、通称A16z)はここ数カ月、アーリーステージ投資に特化したファンド・オブ・ファンズ(他のファンドに投資するファンド)の設立に向けて議論を続けている。

A16zの狙いは、ソロキャピタリスト(個人で活動するベンチャー投資家)や新興ファンドへの資金提供を通じ、彼ら彼女らが出資する将来有望な若いスタートアップへの接近や支援を後押しすること。将来大化けするポテンシャルを秘めた有力スタートアップを真っ先に「ロックオン」する試みだ。

今回のファンド設立計画に詳しい関係者3人の証言によると、A16zはここ数カ月、サンフランシスコとロサンゼルスでイベントを開催し、新進気鋭のファンドマネジャーに資金提供の打診を始めた。

6月には、サンフランシスコのサウス・オブ・マーケット地区の中心部にあるオフィスでソロキャピタリストや新興ファンドとの交流会を開催する予定という。

Insiderの取材に対し、A16zの広報担当はコメントを拒否した。

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