「マイクロソフトはひどい職場」「CEO報酬は一般社員の289倍」昇給凍結発表後、社内で経営批判殺到

Microsoft サティア・ナデラ

マイクロソフト(Microsoft)のサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)。

Stephen Brashear/Getty Images

マイクロソフト(Microsoft)の社内メッセージボードではいま、経営陣のある決定に対する従業員からの批判が相次いでいる。Insiderが独自ルートで確認した。

同社のサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)は5月10日、2023年の昇給(社内では成果による昇給を意味する「メリット・インクリーズ」の言葉が使われる)を凍結し、賞与と株式報酬に充てる原資を圧縮して過去の平均水準に戻すことを明らかにした。

Insiderが別途確認したキャスリーン・ホーガン最高人材責任者(CPO)を発信元とする社内メールによれば、経営陣は「(基本給以外の)特別な報酬」の支払い対象となる従業員を絞り込み、「(平均的な業績と評価される)ミドルレンジの従業員をもっと増やす必要がある」と管理職に指示している。

昇給凍結の発表から数日の間、従業員たちは社内メッセージボード上で不満をぶちまけた。

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