ネットショッピングは便利だけど、届いたものを開梱する時ってちょっと面倒くさい。
段ボールを開けて、テープやタグを切って、空の箱はつぶして……と。
結構な頻度で通販するからこそ、この小さなストレスをなくしたい。
段ボールの開梱に特化したハサミ
コクヨ「2Wayハサミ<ハコアケ>」税抜1200円
撮影:山本洋子
コクヨ(KOKUYO)の「2Wayハサミ<ハコアケ>」は、ネットショッピング時の宅配段ボールの開梱のために作られた便利アイテムだ。
2Wayという名の通り、これ1つでハサミモードと開梱カッターモードの2役を果たす。必要に応じて切り替えが可能なため、まさに私が求めていた一品といえるだろう。
カッターとハサミのいいとこ取り
開梱カッターモードに切り替えるスイッチ。
撮影:山本洋子
使い方はとてもシンプル。開梱カッターモードにするときは、持ち手の上部にあるスイッチをスライドしながらハンドルを握ればいい。
スイッチをしながらハンドルを握った状態。先端に刃が出ている
撮影:山本洋子
するとハサミの先端から刃が出てくるので、切りたいところに刃先を当てればカッターとして使える。ハンドルを握っている間だけ刃が出る仕組みのため、切るときはしっかり握り込む。
先端から出てくる刃先は3ミリほど。箱を開けるときに、中の荷物を傷つける心配がないのも安心だ。
梱包テープを切るのに必要な分しか刃が出てこない。
撮影:山本洋子
最初は少し物足りないような気もしたが、タンボールの梱包用テープを切る分には十分な長さだ。
刃を当ててスーッと引けば簡単に切れる。
撮影:山本洋子
必要以上に刃が出ないため、通常のカッターよりも安心して使える。
ハサミとして使いたいときは、通常通りの使用方法でOK。梱包用のバンドや洋服のタグなど、厚い紙類以外はスムーズに切れて気持ちがいい。
持ち方は少し慣れが必要かも
ハンドルから手を離すと刃が引っ込む。
撮影:山本洋子
カッターの刃は、ハンドルを握り続けている間だけ出てくる。
そのためダンボールに刃を当て、少し持ち方を変えようと握りを緩めた途端に刃が引っ込んでしまう。
再度スイッチをスライドして刃を出す必要があるので、最初は少し手間取るかもしれない。しかし何回か使ううちにコツを掴み、途中で刃が引っ込むこともなくなった。
ちなみにハコアケには、よりカッター機能にフォーカスしたコンパクトタイプもある。ハサミとしてそこまで使わない人にはこちらもおすすめだ。
段ボールを畳む時のイライラから解放される
デスクに置いておけば、必要なときにサッと使えて便利。
撮影:山本洋子
ハコアケが1本あれば、ハサミとカッターを用意する必要がなくなる。段ボールの開梱から解体まで、あっという間に終わるのが魅力だ。必要以上に刃が出ず、手を離せばすぐに刃が引っ込むため、怪我してしまう心配もない。
さらにパッケージには紙が採用されており、プラスチックごみを削減できるのも嬉しい。環境に配慮しながらも、荷物を開ける時やゴミ捨てのイライラを減らせる機能性の高さ。
開梱が楽になったからといって、くれぐれもポチりすぎには注意したい。