投資信託各社が「SEC規制を事実上無視しても」手放したくないハイテク銘柄トップ10。ゴールドマンS最新分析

ゴールドマン・サックス

ビッグテックを筆頭とする大手ハイテク銘柄の好調が、米投資信託各社にとって悩ましい問題を引き起こしている模様だ。

Michael M. Santiago/Getty Images

ミューチュアルファンド(アメリカで一般的なオープンエンド型投資信託)が時価総額の大きいハイテク企業に資産配分しようと思うと、実は悩ましい問題に直面することになる。

ベンチマークと比較して最も広く保有されている銘柄、要するに人気銘柄の保有比率を引き下げなくてはならないのだ。

アメリカの1940年投資会社法は、分散型投資会社に分類されるミューチュアルファンドについて、各保有銘柄の組込比率がそれぞれ総資産額の5%を超えてはならないと定める。

とは言え、現在のように各株価指数(インデックス)においてビッグテック銘柄が組入比率の大きなポーションを占める現状では、それ以外の銘柄に資産を分散させようにも簡単にはいかない。

Popular

あわせて読みたい

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み