AI市場は2026年に126兆円、うち110兆円がAIソフトウェア。バンカメ最新予測と「最有力20銘柄リスト」

人工知能 バンク・オブ・アメリカ

米銀大手バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)は人工知能(AI)市場のさらなる成長に強気の見方を示している。

PhonlamaiPhoto/Getty Images

人工知能(AI)が主導的な役割を果たす近い将来の世界において、企業の成長と競争力とは一体どんなものになるのか、投資家たちはいまあらためて考えを巡らせている。

5月25日、2023会計年度第1四半期(2〜4月)決算を前日に発表した米画像処理半導体大手エヌビディアの株価は終値ベースで24%高の劇的上昇を記録。翌週30日には52週高値を更新し、時価総額は一時1兆ドルを超えた。

現時点では時価総額1兆ドルを下回る米電気自動車テスラ(Tesla)と、フェイスブック(Facebook)やインスタグラム(Instagram)の親会社メタ・プラットフォームズ(Meta Platforms)を含めて史上8社目の大記録となった。

エヌビディアの株価急騰の要因は、高速な処理性能を必要とされるAI向けの画像処理半導体(GPU)の需要が増え、業績が市場予想を上回ったことだ。

米ウォール街のアナリストたちの反応は楽観的で、目標株価の上方修正が相次いだ。中には500ドル、つまり52週高値を更新した5月30日の株価をさらに23%上回ると設定したアナリストもいた。

このタイミングでエヌビディア株を保有していなかった投資家は、大きなリターンを得る絶好の機会を逃したと感じているかもしれない。

ところが、米銀大手バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)の見方は異なる。

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