グーグルが動画生成AI「Runway」に2000万ドル相当「クラウド利用クレジット」を無償提供する深い理由

ランウェイ runway

生成人工知能(AI)開発を手がけるランウェイ(Runway)の3人の共同創業者。左から、アナスタシス・ゲルマニディス、アレハンドロ・マタマラ=オルティス、クリストバル・バレンズエラ。

Runway

グーグル(Google)と生成人工知能(AI)開発を手がけるランウェイ(Runway)が大規模なクラウドコンピューティング契約を締結した。グーグルはランウェイに対し、クラウドサービスおよびクラウド利用クレジットを提供する。

ランウェイは、AIを活用した動画作成・編集ツールの開発を手がけるスタートアップで、テキストや画像や動画を元に別の新たな動画を生成するマルチモーダル(複合)AI「Gen-2」を提供する。

今年の第95回アカデミー賞で最多7部門受賞を果たした映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(Everything Everywhere All At Once)』にも、ランウェイの技術が活用されている。

Insiderは5月5日付記事で、ランウェイが匿名の最大手クラウドプロバイダーから1億ドルを調達し、評価額が15億ドルとなったことを報じていた。

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