無印良品の新作「繰り返し使える除湿剤」が、梅雨特有のトラブルを防いでくれた

いよいよ梅雨に入った。雨が降っていなくても湿度が高く、肌がベタつき、蒸し暑い日が続く。

部屋に置いてある本が傷んだり、雨で濡れた靴が乾かなかったりと梅雨特有のトラブルも増えてきそうだ。

約3年使える消臭機能付き除湿剤

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無印良品 「消臭機能付き くりかえし使える除湿剤」 990円(税込)

撮影:間宮葵

そこで私が買ったのが無印良品の除湿剤。低湿度のところでは放湿する特性があり、月に1度陰干しすれば、繰り返し使うことができるらしい。

「濡らさない」「袋を破らない」などの使用上の注意を守れば、3年ほど使えるようだ。

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撮影:間宮葵

除湿剤は全部で10セット。中にはポリエステルとアクリルが入っていて、消臭機能もあるから靴のニオイや服の生乾き臭対策にも役立ってくれる。

梅雨を機に購入したが、下駄箱やクローゼットは梅雨ではなくても湿気がこもる。1年を通して家のさまざまな場所で活躍してくれそうだ。

コンパクトだが信用できる機能性

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撮影:間宮葵

除湿効果はどれくらいのものなのか、濡れた本に除湿剤を挟んで試してみた。

上の写真が普通の部屋で30分ほど自然乾燥させた状態の本だ。水滴が乾くまでに時間がかかり、よく見ると右ページに水滴の跡がついてしまった。

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撮影:間宮葵

そしてこちらの写真が除湿剤を挟んで30分ほど乾かした状態の本。5分ほど経ったら水滴が目立たなくなり、ほとんど濡らす前の状態と変わらなくなった。

サイズは小さいものの、除湿機能は確かなようだ。あくまで実験のために本に挟んだが、痛める原因になるので真似しないようお願いしたい。

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撮影:間宮葵

普段は棚1段ごとに除湿剤を1個置けば、梅雨の湿気から本を傷めず守れるだろう。

広範囲の除湿には向かない

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撮影:間宮葵

気になった点があるとすれば、サイズが小さい分、広範囲の除湿はあまり得意ではなさそうだ。ピンポイントに置いた場所を湿気から守ってくれる機能はあるが、部屋全体の除湿をすることはできない。

袋の上部には穴が空いているため、ハンガーにかけてクローゼットの中の服を除湿したり、部屋干しを効率的に進めたりする使い方がおすすめだ。

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撮影:間宮葵

服や靴が乾きにくく、衛生面やニオイも気になるこの時期。

湿気がとくにこもりやすい場所やアイテムの除湿なら、繰り返し使える無印良品の除湿剤がベストアンサーかもしれない。




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