米ヘッジファンドら「1246社、670兆円」の運用資金が集中する「究極の」9銘柄。ゴールドマンS最新分析

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ヘッジファンド、ミューチャルファンドの運用担当が採用する投資戦略は参考になるし、複数のファンドマネージャーの評価が重複する銘柄となれば、その信頼感は否応なしに高まる。

REUTERS/Brendan McDermid

6月第3週に入って、S&P500種株価指数は昨年8月16日に記録した52週高値を更新し、年初来リターンが13.4%(6月12日終値)という好調ぶりを見せている。

一方、ヘッジファンドとミューチュアルファンド(アメリカで一般的なオープンエンド型投資信託)は市場平均の後塵を拝するパフォーマンスが続く。

米金融大手ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)のチーフ米国株ストラテジスト、デービッド・コスティン氏は最近の顧客向けメールに現状をこう記している。

「株式ロングショート戦略(割安株の買い建て、割高株の売り建てを組み合わせ安定的な収益を狙う運用手法)を採用するヘッジファンドの平均年初来リターンは3%、大型株コア戦略(大型株をコア資産とする安定的な運用手法)を採用するミューチュアルファンドの平均年初来リターンは7%です」

問題は、そうしたヘッジファンドおよびミューチュアルファンドのほとんどが、好調な相場をけん引する銘柄へのエクスポージャーを取っていないことだ。

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