時代と共に、働き方やライフスタイルが多様化している。それに伴い、家事に対する時間のかけ方にも変化が起き始めている。十人十色な生活様式の中で、家事の負担を減らし、限られた時間を仕事や家族、自分へ充てるにはどうすれば良いのか?
そんな忙しい現代のビジネスパーソンにとって、“ちょうど良い”機能を兼ね備えたロボット掃除機が「ルンバ i7+」だ。
ジェットセッターやワーキングペアレンツ、在宅ワーカーなど……。多様な現代人の生活にフィットする「ルンバ i7+」の魅力を、デジタル・家電ライターのコヤマタカヒロさんにうかがった。
多様なライフスタイルに合わせた清掃を実現
-実際にルンバを愛用するコヤマさんからみて、「ルンバ i7+」はどのような製品でしょうか。
忙しいビジネスパーソンが安心して掃除を任せられる機能が、網羅的に備わった製品だと感じています。
小さいお子様のいる家庭など、バリバリの共働き世代には特におすすめしたいですね。お掃除の仕方や場所を細かく指定できますし、「クリーンベース」という自動ゴミ収集機も付いていて、吸引力も抜群です。
ロボット掃除機としての「マッピング」や「スマートフォン連動」(※)などの基本的な機能を兼ね備えながらも、多様なライフスタイルに合わせたお掃除ができるのが「ルンバ i7+」の魅力です。
※「iRobot Home」アプリを使用。
部屋単位で把握。「マッピング機能」は使うほど賢く育つ
-共働き世代にピッタリな機能を詳しく教えてください。
「室内を把握しながら、効率よく掃除ができる機能」が共働き世代にはおすすめしたい機能の一つですね。
「ルンバ i7+」は天面にカメラが搭載されていて、部屋全体の把握が得意。部屋の形や大きさまで認識して学習するので、使うほど賢くなります。
例えば、小さなお子様のいるご家庭であれば、テーブル周りにお菓子の食べこぼしが散乱するシーンも少なくないはず。そんなときは「テーブル周りを徹底的に掃除して」と指示することで、汚れがちなテーブルの周りだけをお掃除してくれるなど、スタイルやシーンに合わせて掃除エリアをアレンジできるのもポイントですね。
ーお掃除する場所をエリア単位で指定できる点は、あらゆるシーンで活躍しそうですね。
その場の状況に応じて指示できる点は、在宅勤務やテレワークの方にもおすすめです。
忙しい方ほど、「この時間を使って掃除したいけど、仕事にも集中したい!」なんてシチュエーションもありますよね。そんなときは、「進入禁止エリア」を設定し、仕事部屋や机の周りに近づかないよう指示できます。
あとは、ペットを飼っているご家庭でも、ペットのご飯エリアを進入禁止に設定できるので、外出中でも遠隔で掃除をすることが可能です。
基本的に「ルンバ i7+」はこちらからわざわざお願いしなくても、ゴミが多い箇所はセンサーで感知し、きれいになったと判断するまで徹底的にお掃除してくれますが、お掃除の回数を指定することもできます。
例えば「お客さんが来る前にササッと済ませたいとき」など、時短で掃除したい場合にも便利だと思います。
密着度に優れたゴム製ブラシ。気になる吸引力は?
チリやホコリ、髪の毛など細かいゴミまで徹底的に吸い込んでくれる
ーロボット掃除機は吸引力に不安があるという声も聞きますが、「ルンバ i7+」の吸引力はコヤマさんからみていかがでしょうか。
「ルンバ i7+」は、裏面に搭載されているゴム製の「デュアルアクションブラシ」が優れています。吸引力は、ゴミを巻き上げる気流の強さによって決まりますが、特に「デュアルアクションブラシ」は、パワフルな気流が作りやすい素材と構造なので、吸い込む力もかなり強い。
ダニやフケなどの目に見えないゴミも吸い込んでくれますし、椅子やテーブルの脚部分などに溜まった取りにくいゴミまで掻き出してくれます。
髪の毛なども絡まりにくく、お手入れがしやすいのもゴム製の「デュアルアクションブラシ」ならではだと思います。
手を汚さずサッとゴミ捨てできるので衛生面も安心
ーでも吸引力が高い分、ゴミも溜まりやすいと思うのですが……。
そんなときに活躍するのが、「クリーンベース」(自動ゴミ収集機)です。
稼働中に本体のダスト容器がゴミで満杯になっても、自動でクリーンベースへ戻ってゴミを回収してくれるので、いちいち手動でゴミ捨てをする手間がありません。クリーンベースには最大1年分(※)のゴミを溜めておけるので、お手入れも最小限で済みます。
集めたゴミは専用の紙パックに収集されるのですが、紙パック自体が特殊な素材で作られているダストカットフィルターになっているので、取り出す時に微細なゴミが舞い散ることも、手を汚す心配もありません。
※日本のクリーンベースユーザーの清掃結果より算出。全ての家庭環境において、期間を保証するものではありません。交換用ランプが点灯する前に誤作動や異臭に気づいた場合は、交換することをおすすめします。
お掃除前の障害物チェックは必須
-ここまで便利な機能が備わっていると、惜しい点も気になります。
しいていえば、カメラが天面に付いているため、床面の状態を把握するのが難しい点でしょうか。床面に吸い込んでしまいそうな障害物はないか、事前にチェックしておく必要があります。
コード類などの絡まりやすいものは避けておいたり、飲みこぼしや水分の多いゴミは拭き取ったりしておかなくてはなりません。
ただ、それは「ルンバ i7+」に限った話ではなく、多くのロボット掃除機を使うときにも共通していえることですし、小さなチリやホコリなどは綺麗に掃除してくれるので、日常の掃除レベルであれば問題なく使えると思います。
忙しいときはお掃除内容まで丸ごとお任せ
30年以上の歴史を持つロボット掃除機専門メーカーならでは手厚いサポートも魅力
ー他にビジネスパーソンにフィットする特徴があれば教えてください。
頻繁に出張する方や、勤務時間がバラバラな共働き夫婦は、遠隔での操作が便利です。
ルンバは専用アプリ「iRobot Home」アプリが使いやすい。操作方法がシンプルで登録した間取りのマップも見やすいので、デジタルに不慣れな人でもすぐ使いこなせるのではないでしょうか。
ルンバを床の掃除担当にできると、家事の分担がしやすいですし、おすすめのお掃除スケジュールなどを提案してくれるので、全てお任せすることができます。
夫婦ともに余裕がない時でも、アプリで簡単に操作できるので、掃除の負担を最小限に抑え、協力し合いながら家事を進めることができるのも多忙なビジネスパーソンにはピッタリですよね。
また、拭き掃除ができる床拭きロボット「ブラーバ ジェット m6」とアプリを使って連携すれば、掃除機がけの後の拭き掃除までを一通り任せることも可能です。
私たちの多様なライフスタイルを支えるのは「ルンバ i7+」だ
-最後に、ロボット掃除機を買おうか悩んでいる方に、アドバイスをお願いします。
共働きが主流になるにつれ、家事のスタイルもどんどん変化していますから、ロボット掃除機を検討している人は多いと思います。そもそも複数の機種を比較検討する余裕がなく、購入が後回しになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「ルンバ i7+」は働き盛りの共働き夫婦や、小さいお子様がいる家庭など、それぞれのライフスタイルに合った“ちょうど良い”機能が備わっている製品だと思います。
ぜひこの機会に「ルンバ i7+」で、少しでも早く家事の負担を減らし、家族の幸せにつなげてほしいと思います。
デジタル&家電ライター コヤマタカヒロさん
大学在学中にファッション・カルチャー誌や商業誌での執筆を開始。その後、PCやデジタルガジェット、白物家電を専門分野として執筆活動を展開。2007年頃より白物家電に注目。雑誌やWebなど様々な媒体に寄稿。家電のテストと撮影のための家電スタジオ「コヤマキッチン」を用意。また、執筆以外にコンサルティングなども行っており、企業の製品開発やPR戦略に関してのコンサルティングやアドバイザーやAllAboutガイドもなども務める。