「ベッカム氏が9カ国語でマラリア撲滅訴える」動画生成AIのSynthesia、評価額10億ドルのユニコーンに。Nvidiaも出資

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元サッカーイングランド代表のデビッド・ベッカム氏が9カ国語でメッセージを読み上げる動画を制作して話題を呼んだSynthesia(シンセシア)がユニコーンの仲間入りを果たした。

Synthesia YouTube Official Channel

ジェネレーティブ(生成)AI開発を手がけるシンセシア(Synthesia)が9000万ドルの資金調達に成功。評価額は10億ドルに達し、AI分野におけるユニコーン誕生の最新事例となった。

2017年創業、英ロンドンに本拠を置くシンセシアは、テキストもしくは録音された音声データをもとに、本物の人間とほぼ区別不可能なアバターによる発音動画を短時間で生成する技術の開発を進める。

今回の資金調達はシリーズCラウンド。フェイスブック(Facebook)やスラック(Slack)の初期投資元として知られる名門ベンチャーキャピタル(VC)のアクセル(Accel)がリードインベスターを担った。

画像処理半導体大手エヌビディア(Nvidia)のベンチャーキャピタル部門、エヌベンチャーズ(NVentures)もラウンドに参画した。

Insiderはこの資金調達ラウンドがクローズに近い段階にあることを4月27日付記事で報じていた。

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