夏場に面倒な天ぷらはフライパンで焼いて時短。固めて処理のストレスもなくなった

天ぷらを作った後の油の処理が面倒くさい。

特に梅雨の時期は、油の酸化が早く進むという話もあり、再利用するにしてもなんとなく抵抗がある。

かといって捨てるのも、なかなかの量なのでもったいない……。

そんな時はフライパンで「焼こう」

IMGP0188

昭和産業「もう揚げない!!焼き天ぷらの素 2袋セット」780円(税込)

撮影:苫米地結子

「少ない油で調理簡単!!」という謳い文句に惹かれ、焼き天ぷらの素を買ってみた。

ネット上ではひと袋売りが見当たらなかったので、アマゾンで2袋セットを手に入れた。

本当に焼くだけで、サクサクの天ぷらが作れるのだろうか。

水さえあれば簡単に作れる

IMGP0206

撮影:苫米地結子

まずは生地作りから。

ひと袋(120グラム)に対し、2分の1カップ強(120ミリリットル)の水を入れる。

天ぷら粉を作るために必要な材料はこの中にほとんど入っているから、少量の水さえあれば簡単に作れる。

IMGP0191

撮影:苫米地結子

材料は中まで火が通りやすくするため、5ミリ程度に切ったものを用意。

かき揚げも作れるようだが、今回は余り物のナス、サツマイモ、レンコンを天ぷらにしていく。

肉や魚なども、薄くスライスすれば天ぷらにできるようだ。

生地はなかなか重め

IMGP0214

撮影:苫米地結子

1分ほど混ぜていくと、もったりとした重めの生地が仕上がる。ホットケーキの生地よりもはるかに重い……。

ベーキングパウダーの配合が多いためか、パン生地のようにふっくらと空気を含んでいる感じがする。

IMG_3470

撮影:苫米地結子

具材に付けるとさらにずっしりとした重みを感じる。衣を付けるときは、菜箸よりもトングで掴んだ方が安定しそうだ。

かなりまとわりつくので、縦に3回ほど振って余分な生地を落としていく。

必要最低限の油で作れる

IMGP0225

撮影:苫米地結子

使う油は大さじ3杯程度だけ。天ぷらといえば大量の油で揚げるイメージがあるが、必要最低限の量で済むのでコスパもいい。

油もあたたまりやすく、中火で30秒ほど熱するだけで、すぐに具材を並べることができる。

IMGP0229

撮影:苫米地結子

具材を乗せると、周りに泡がジュワッと広がっていく。しっかり油があたたまっている証拠だ。

IMGP0236

撮影:苫米地結子

中火のまま裏表3分ずつ焼いていくだけで、あっという間にカリカリの天ぷらが仕上がる。具材によっては2分ずつくらいで焼き上がるものもある。

焼き進めていくうちに衣が油を吸うので、油を継ぎ足す必要があるが、無駄なく使えている感じがしていい。

油の処理も簡単

IMGP0244

撮影:苫米地結子

焼き終わったあとのフライパンはこんな感じだ。

無駄な油がほとんど残っていないため、キッチンペーパーで軽く油を吸い取るだけで簡単に処理できる。

大量の油を凝固剤で固めて処理するあの手間がないのはありがたい。

見た目も食感もちゃんと天ぷら

IMGP0243

撮影:苫米地結子

ひと袋でおよそ2人分の天ぷらが作れた。

撮影しながらの調理だったが、30分未満で焼き上げることができた。

見た目も揚げた天ぷらと変わらない。食べてみると中までしっかり火が通っており、衣のザクザクとした食感が心地いい。家族にも好評だった。

時間が経つとザクザク感は損なわれていくので、焼き立てを楽しみたい。

IMGP0231

撮影:苫米地結子

これからは炒め物を作るような気持ちで、気軽に天ぷらが作れそうだ。

次回はかき揚げに挑戦し、天ぷらうどんにして楽しみたいと思う。

注:この記事のリンクを経由して製品を購入すると、アマゾンとのアフィリエイト契約により編集部が一定割合の利益を得ます。


Popular

あわせて読みたい

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み