もしかして私の仕事って「ブルシット・ジョブ」? 無意味な仕事から抜け出すには

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stockfour/Getty Images

みなさん、ご自身のお仕事に意義や価値を感じることができているでしょうか?

こんな言葉があります。

「ブルシット・ジョブ」=「クソどうでもいい仕事」

これは文化人類学者のデヴィッド・グレーバー氏が、著書『ブルシット・ジョブ——クソどうでもいい仕事の理論』で提唱している概念です。

ブルシット・ジョブとは、次のように定義されています。

「被雇用者本人でさえ、その存在を正当化しがたいほど、完璧に無意味で、不必要で、有害でもある有償の雇用の形態である。とはいえ、その雇用条件の一環として、本人は、そうではないと取り繕わなければならないように感じている」

グレーバー氏は、ブルシット・ジョブの例として、「会社の受付カウンターにキャンディを補充する仕事」「誰にも見られることのない書類を黙々と作成する事務」「誰かに偉そうな気分を味わわせるためだけに存在している仕事」などを挙げています。

さて、今回、「ブルシット・ジョブ」という言葉を取り上げたのは、ある女性・Aさんからこんな嘆きの声を聞いたからです。

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