資格取得のための勉強中、仕事の参考資料を読みながらメモを取る時、あるいはレシピ本を見ながら料理をする時—— 開いていた本がパラパラと閉じてしまい、「ああ、もう!」となってしまうのは私だけだろうか。
机の上にあるもので適当にページを押さえようとしてもうまくいかないし、ブックスタンドやレシピスタンドといった書見台型のものは常に机の上に置いておくには大きすぎる。
大切な本をブッククリップで止めるためにぎゅうぎゅうに開くのも嫌だし、ページに跡がついてしまったりしたら悲しい……。
そんな「ブックストッパー難民」だった私が、最近お気に入りのものを発見した。
オシャレすぎるブックストッパー
TENT BookonBook 税込6490円
撮影:小野瀬わかな
その名も「Book on Book」。商品名の通り、本の上に透明な本のおもりを乗せることでページを固定するアイテムだ。
サイズは横21センチ×縦18.5センチ×高さ2センチと、文庫や新書がぴったりおさまるサイズになっている。しかし透明なので、これより小さな本や大きな本を乗せても問題なく使えている。
参考資料として書籍を読みながら仕事をしたりメモを取ったりすることも多いので、読みたいページを開いたまま両手を使えるのはとても便利だ。
撮影:小野瀬わかな
デザインがオシャレなので、インテリアとしても使える。
残念ながら我が家には洋書やアートブックといったオシャレな書籍はないのだが、使用しないときは好きなモデルさんのスタイルブックや、小説のお気に入りの一節があるページを開いて飾ったりしている。
収納場所に困るものは嫌だったが、インテリアとして飾ってしまえるという、いわば「見せる収納」が可能な点も気に入っている。
料理中にも活躍
撮影:小野瀬わかな
レシピ本も問題なく固定してくれるので、料理中にも活躍している。
最近はスマホでレシピを見ながら料理をしていたが、スマホはスマホで、途中で画面ロックがかかってしまっていちいち解除したり、料理中に手が濡れていたりするのにスクロールしなければならない手間が地味にストレスだったのだ。
このブックストッパーのおかげで、そういったストレスからも解放されている。
値段はちょっとお高め
撮影:小野瀬わかな
お値段は税込6490円と、少々お高め。送料も別途800円かかるので、実質7290円だ。
中小企業診断士の資格取得に向けて勉強している夫にも使ってみてもらったが、「6000円は高い」と言っていた。
夫は「本は消耗品」と言って、ページを開いたままにしたい時は平気でぎゅうぎゅうと本に跡をつけてしまうタイプなので、そういった方には必要ないかもしれない。
大切な本を、長く大切に楽しめる
撮影:小野瀬わかな
このブックストッパーは、磨き工程があまりにも大変なため開発に7年も要したそうだ。
どの工場やガラス作家に見積もりを依頼しても1個数万円を超えてしまう中、静岡のアクリルメーカーが製造を可能にしたらしい。肉厚のアクリル板を一つひとつ職人が手作業で加工し研磨することで、開いた本の形状を実現してるそう。
個人的にも、「開いた本の形状を実現」させている点がこの商品最大のお気に入りポイントだ。なぜなら、大切な本を、本の形状を保ったまま長く愛読することができるから。
TENTのプロダクトは、機能性だけではなくデザイン性にも優れているところが好きだ。このブックストッパーもパッケージからおしゃれで、届いた時、そして開いた時もワクワクした。
読書家や勉強を頑張っている人へのプレゼントにも良いなと思っている。
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