オラクル、ヘルスケア部門で解雇・内定取り消し・採用凍結。米退役軍人省システム更新問題と関連か

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米ソフトウェア大手オラクル(Oracle)がクラウド時代の中核事業と位置づけるヘルスケア部門。近ごろ不穏な動きが目立つ。

REUTERS/Dado Ruvic/Illustration

米ソフトウェア大手オラクル(Oracle)は6月15日、中核的事業の一つと位置づけるヘルスケア部門「オラクル・ヘルス(Oracle Health)」で数百人の従業員をレイオフし、同時に、複数の採用内定を取り消し、募集中だった空きポジションの採用を凍結した。

内情に詳しい関係者3人がInsiderに証言した。

レイオフの対象となった従業員は、給与4週間分を基本に、勤続年数1年ごとに1週間分を追加した金額を解雇手当(退職金)として受け取る。未消化の有給休暇も買い取りとなる。

オラクルにこの措置についてコメントを求めたが得られなかった。

ヘルスケア部門は、283億ドル(約3兆8000億円、当時)の巨額買収を経てオラクル傘下入りした医療情報技術大手サーナー(Cerner)を抱える。

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