裕福な消費者がディスカウント・ストアに向かっている

ディスカウント・ストアのアルディ

Grace Dean/Insider

  • 裕福な消費者が、アルディ、ダラー・ツリー、ダラー・ゼネラルといったディスカウント・ストアへと足を運ぶようになってきている。
  • インフレということもあるが、製品の品質は上がっており、ディスカウント・ストアに対する考え方も変わっているためだ。
  • 「ニンジンはニンジンだ」と年収20万ドルというディスカウント・ストアの買い物客は話している。

裕福な消費者がディスカウント・ストアへと足を運ぶようになってきており、節約できるところは節約したいし、お得に買うことにもう悪いイメージはないと述べているとウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が伝えている。

それによると、モーガン・ピアース(Morgan Pierce)さんは、シカゴにあるマクドナルド(McDonald's)のオフィスで働いており、年収は約20万ドル(約2800万円)だが、必需品はアルディ(Aldi)や1ドルショップに買いに行くという。「ニンジンはニンジンだ」とピアースさんは述べ、前回の自身の誕生日には、プライベート・シェフを雇って1ドル(約142円)のお皿で料理を振る舞ったと付け加えた。

WSJが話を聞いた人々は、ディスカウント・ストアで買い物をすることにもう悪いイメージはないと述べている。「並んでいる商品のすべてがすごく良いという訳ではないけれど、中にはすごく良い物もあって、そういうお店に入って買い物することを恥ずかしいと思わないし、それを人に話すのも嫌じゃない」とピアースさんは話している。

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