セールスフォース、社内調査が示す従業員5万7000人の本音。「結果はひどいが、みんな同じことを考えていて気が楽に」

セールスフォースのマーク・ベニオフCEO

セールスフォースのマーク・ベニオフCEO。

NICHOLAS KAMM/AFP via Getty Images

セールスフォース(Salesforce)は、5万7000人の従業員が回答した調査の結果を社内で発表した。今年始めの大規模レイオフ以降、この種の調査は初めてのことだ。

調査によると、従業員はセールスフォースの倫理感について概ね好意的に感じているが、有能な人員の確保、自身のセールスフォースでのキャリア、そしてリーダーたちの意思決定が会社のコア・バリューを守るものであるかどうかを懸念している。

「調査結果には全体として、フラストレーション、不信感、断絶がかなり明確に描かれている」とある社員は社内向けのSlackに書き込んでいる(書き込みはInsiderが確認済み)。

別の社員は「私の不満は、これが今の私たちの厳しい現実であること。そして、こうしたことが私たちの現実ではなかった日々を懐かしく思う」と書いている。さらに別の人は以下のようにSlackに書き込んだ。

「結果はひどいものだが、これほど多くの人たちが同じように感じていることに気分が少し楽になった」

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