スマートニュースが個別に最適化「クーポン」開始。ニュース配信の“機械学習”を活用

ファミリーマート「アイスモカブレンド」は税込160円で27日から全国で発売。

ファミリーマート「アイスモカブレンド」(税込160円)で6月27日から全国で発売される。

撮影:杉本健太郎

6月26日、ファミリーマートとスマートニュースが合同で記者会見を開いた。

スマートニュースは新機能「ディスカバリークーポン」を発表。これまでの一律配信クーポンと違い、個々に最適化されたクーポンが配信されるようになる。

ディスカバリークーポンの提供開始にあたり、スマートニュースとファミリーマートはキャンペーンの実施する。7月10日までにスマートニュースのアプリを新規ダウンロードするなどした人を対象に、ファミリーマートで6月27日から発売する新商品「アイスモカブレンド」が最大5杯無料になるクーポンを提供する。

ファミリーマートエグゼクティブ・ディレクターCMO兼マーケティング本部長の足立光さん(左)とスマートニュース日本コンシューマー事業責任者の野辺一也さん。

ファミリーマートエグゼクティブ・ディレクターCMO兼マーケティング本部長の足立光さん(左)とスマートニュース日本コンシューマー事業責任者の野辺一也さん。

撮影:杉本健太郎

「ディスカバリークーポン」はこれまでと何が違うのか?

スマートニュース日本コンシューマー事業責任者の野辺一也さんは記者会見で、「クーポンの種類が多すぎて分かりづらい」「自分の欲しいクーポンが見つからない」といった声があったと説明した。クーポンの種別が増えすぎて、複雑化していたという。

また、クーポンを提供する企業からも「商品ニーズにあったユーザーにクーポンを配信してほしい」というニーズがあったという。

そこで、これまでニュース配信に活用してきたマシンラーニング技術をクーポンでも活用し、ユーザーの興味関心に最適化したクーポンを配信することにした。

ファミマとのコラボで出されるクーポン獲得条件の一例。

ファミマとのコラボで出されるクーポン獲得条件の一例。

撮影:杉本健太郎

「ディスカバリークーポン」では、ユーザーのアクションを反映したクーポンを配信するほか、滞在エリアごとに位置、天気、気温、時間に基づく配信を行う。

スマートニュースによると、クーポンチャンネルは年間5万以上のPVがあるといい、年間のクーポン利用は数千万回にのぼるという。

今回のファミマとのコラボでどこまで新たなサービスが浸透するか注目だ。

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