太陽が眩しい季節がやってきた。外出にサングラスは欠かせない。
デザインも機能も価格帯もさまざまなサングラスがある中、購入の決め手となったのは「土に還る」という点だった。
世界的なメガネの名産地、福井・鯖江メイド
ジュガード14「ホライズン」 クリアブラウン ダークグリーンレンズ 税込9900円。
撮影:大塚吏恵
私が選んだのは、日本のアイウェアブランド、ジュガード14(jugaad14)のサングランスだ。眼鏡で有名な福井県鯖江市で作られている。
メイドインジャパンのロゴ入り。
撮影:大塚吏恵
シンプルで使いやすそうな見た目もさることながら、あの鯖江で職人の手によって作られているというオーセンティックさが頼もしい。
日本人の鼻に合わせたデザイン
ジュガード14は男女兼用だから贈り物にもよさそう。
撮影:大塚吏恵
鼻あての位置がやや高めになっている。日本人の鼻回りを徹底的に追求した結果、こういうデザインになったそうだ。
耳の後ろが痛くなったり、鼻から落ちてしまったりすることもなく、付け心地も気に入っている。
他にも、フレームの形が異なる4つのシリーズを展開している。選んだのはホライズンというシリーズのものだ。
レンズカラーは3種類、フレームは13種類もあり、組み合わせることができる。
ダークグリーン、ライトブルー、ライトブラウンのレンズカラーの中から、最も光をカットするダークグリーンにした。いずれのカラーもしっかり紫外線はカットしてくれる。運転中や室内でも機能的な偏光調光タイプもある。
重さ23グラム。とにかく軽い
ツルとフレームの接合部分にもネジが使われていない。
撮影:大塚吏恵
何より手に取ってびっくりしたのは、その軽さ。イチゴ1粒とほぼ同じ重さの23グラムだ。
実際に付けてみると、こめかみ辺りの締め付けが感じられない。プラスチック製だが少ししなるので、長時間付けていても耳の後ろが痛くならなさそうだ。
全て自然に還る素材でできている
撮影:大塚吏恵
ジュガード14のサングラスは、最終的に全て「土に還る」素材でできている。
レンズにはバイオポリマー、フレームには植物由来のバイオマスプラスチックが使われている。80パーセント以上が綿花採取後の産毛状繊維で、使用後は自然環境下で環境負荷がない素材に戻り分解されるという。
ネジなどの金属パーツは一切使っていないので、リサイクルもしやすいだろう。
また、購入時にサングラスが入っている紙箱と付属品の保管袋に使われているのも再生原料。
さらに、サステナビリティの取り組みとして、売り上げの一部は海の羽根募金に寄付される。ファッションを楽しみながら、海の保全活動に貢献できるというわけだ。