グーグル、ARスマートグラス「Iris」の開発を停止。デバイスよりARソフトの開発に関心?

グーグル

グーグルのハードウェア部門のシニアバイスプレジデント、リック・オスターロー。

REUTERS/Shannon Stapleton

グーグル(Google)は、数年間取り組んでいた眼鏡型拡張現実デバイスの開発プロジェクトを停止した。

本件に詳しい関係者3人によると、「Iris(アイリス)」というコードネームで知られたスマートグラスは、グーグルのレイオフと組織再編、さらに同社のAR/VR責任者クレイ・ベイバー(Clay Bavor)辞任を経て、今年棚上げされていた。グーグル広報担当者はコメントの要請に応じていない。

ザ・ヴァージ(The Verge)は、2022年1月にプロジェクトIrisの存在を初めて報じ、スキーゴーグルに似たデバイスだと説明していた。しかしグーグルの従業員は、その「スキーゴーグル」は実際にはサムスン(Samsung)とのパートナー製品として発表されてからは別のARプロジェクトの基盤となっていて、より眼鏡に似た形状のデバイスシリーズがIrisだったと話している。

Popular

あわせて読みたい

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み