コロコロよりも便利かも。ほぼ一生モノなブラシのおかげで「消耗品がないことの快適さ」に気づいた

ストックすべき消耗品の種類は多い。ティッシュペーパーに始まり、トイレットペーパーやラップ、ゴミ袋、マスク、洗剤に至るまで数えたらきりがない。

消耗品の数が減れば、資源の消費を抑えられるだけではなく、それだけ個数を管理する心理的、経済的コストが減るので、なるべくストックする種類は減らしたいものだ

そして、いわゆるコロコロの粘着テープもまた普段からストックしている消耗品だ。

携帯性に優れ、長く使えてゴミも出ないブラシ

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STEAMERY「Pocket Brush (vegan)」2970円(税込)

撮影:森亮太

そんなことを考えていたときに、しっかり汚れがとれて、サステナブルな素材でできているSTEAMERYの「Pocket Brush(vegan)」を見つけた。

名前の通り、コンパクトに薄く作られており、ズボンのポケットやカバンに入れやすい。

ブラシ部分の素材はリュウゼツランという多肉植物の葉から作られた繊維から、持ち手は頑丈なオーク材から作られていて、石油由来や動物由来の原料を用いていないのが特徴だ。

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撮影:森亮太

大きく穴が開いた持ち手は頑丈なオーク材のおかげか剛性が感じられるので、しっかりと握りこんでブラッシングすることができる。

もちろん粘着テープがついているコロコロでも汚れは取れるが、頻繁に使っているとスーツなどは特に毛羽立ちが発生しやすいというデメリットがある。

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撮影:森亮太

このブラシを使えば、スーツを傷めずに、手軽にきれいな状態を保つことができる。

日常的なケアと外出時に身だしなみを整えるときの両方で活躍してくれている。

携帯用のケースは付属してほしかった

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撮影:森亮太

ブラシ自体の携帯性は申し分ないが、服に付いた細かいホコリなどを払ったブラシをそのままカバンに入れるのは若干抵抗があるので、私は買ったときに入っていた紙の箱に入れて持ち運んでいる。

しかしあくまで店頭で陳列するための紙箱なので、耐久性はそれ相応だろう。

携帯用のケースが付属していれば、より持ち運びやすかったのに惜しいと感じた。

服以外の布製品にも

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撮影:森亮太

携帯性のために小ぶりに作られているが、この小ぶりな作りがぬいぐるみなどの小さな布製品のケアにも最適だった

ぬいぐるみの表面には、意外とホコリや髪の毛がついてしまうが、このブラシなら優しく表面のゴミを取り除くことができるし、薄いブラシ部分でぬいぐるみの細かなパーツもブラッシングできる

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撮影:森亮太

タオル地のぬいぐるみもきれいにすることでき、大切なぬいぐるみ達のケアに重宝している。

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撮影:森亮太

更には、クッションやソファなどの布製品にも使うことができる。植物由来のブラシはしっかりとコシがあるので繊維に絡まったゴミなどもとれる

しかし、毛玉については毛玉取り機に軍配が上がるようなので、布製品の状態に合わせて使う道具を選んでいきたい。

2970円という値段がやや高めに感じるが、頑丈な作りは長く使えそうだし、粘着テープの消費も減らせることを考えれば、経済的にも良い買い物だったと思う



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