毎日の夕飯づくり、大変ですよね。
「今すぐ食べたい!」「お腹空いた!」と言う家族。リクエストが「ミートソーススパゲティ」だとやや困惑します。だって、茹で時間が……。
でも、時短テク「水漬けパスタ」ならパスタの茹で時間が10分(※パスタの種類によります)から1分に短縮できます。
2022年5月に実施された旭化成ホームプロダクツ×ゆとりうむプロジェクト「冷凍貯金ラボ」発足発表会にて、時短料理研究家の若菜まりえさんに「水漬けパスタ」を教えてもらい、作ってみました。
火も電気もなるべく使う量を抑えたい夏にぴったりです。
余裕があるとき、パスタを水に2時間漬けて冷凍しておくだけ
まずは、ジップロックを用意します。今回はMサイズを使用しました(旭化成ホームプロダクツのホームページではSサイズをおすすめしています)。
パスタ100gを準備します。ちなみに今回使用したパスタは、標準茹で時間10分のものです。
パスタを真ん中で半分に折り、ジップロックにパスタと水約200〜300cc(パスタが全体的に水に浸かる量)を入れて2時間漬けます。
試しにショートパスタ100gも水漬けしてみました。こちらのショートパスタも標準茹で時間10分のものです。
2時間漬け終わったら、中の水を切ります。ジップロックの端を空けて、バスタをつかみながら水を流すと、水切りしやすいですよ。
あとは冷凍庫に入れるだけ。冷凍するときは、なるべく空気を抜いてからジッパーを閉めると良いそうです。下準備はこれだけ。
感動。本当に茹で時間1分でいい
では、冷凍された水漬けパスタを茹でてみます。
冷凍が完了すると、出来上がりはこんな感じです。
鍋でお湯を沸かしている間、調理台に出しておくとパスタが取り出しやすくなりました。
お湯が沸いたので、水漬けパスタを鍋に投入。
パスタがぴったりと密着しているので、やさしくほぐします。無理にほぐすとパスタが切れてしまうのでご注意を。
パスタがほぐれたので、1分のタイマーをかけました。
1分後。ちゃんと茹で上がっています。パスタがつかないように、オリーブオイルを回しかけたら完成。これは……まるで魔法です。
平日の夕飯づくりは「水漬けパスタ」があれば楽勝
水漬けパスタの良いところは、とにかく早く茹でられること。配膳の準備に慌てふためくほどでした。それからパスタが半分の長さなので、子どもが食べやすいのも利点。短いパスタはつるっと吸う必要がなく、襟元などにミートソースが飛び散りにくいのもいいところだと思いました。
ミートソースのシミはお洗濯で落ちにくいから、一石三鳥です。
あえて欠点を言うなら、くるくると巻きにくいところ。フォークに巻いて、パスタの歯ごたえを楽しみたい人には、通常の方法で茹でる方がいいかもしれません。
ショートパスタの水漬けも茹で時間3分に短縮
個人的には、ショートパスタの水漬けがヒットでした。茹で時間は2〜3分(好みの茹で時間で調整してください)。普通のパスタほど短縮できませんが、通常茹で時間のパスタと歯応えは遜色なし。
カルディのナッツソースで和えると、あっという間にペペロンチーノ風パスタが完成しました。 あまりにも便利だったので、ショートパスタは一袋すべて水漬けにしたぐらいです。
「水漬けパスタ」のおかげでパスタ調理のストレスが相当、軽減されました。