アラスカ州にある航空学校、FLY8MA。
Courtesy of Jon Kotwicki/FLY8MA
- アラスカの航空学校の飛行教官、ジョン・コトウィッキ氏は、3機の古い飛行機を購入し、彼の学校に持ち込んだ。
- 彼は航空学校に通う学生や観光客のために、その飛行機を豪華な宿泊施設に改造している。
- その飛行機を宿泊施設としてエアビーアンドビーで貸し出す計画を立てており、料金は1泊200ドルから700ドルの予定だという。
ジョン・コトウィッキ(Jon Kotwicki)は、アラスカ州にある自分の航空学校で学生たちのためにキャビンを建てていたとき、古い飛行機を見つけ、その飛行機を宿泊施設にしたら「カッコいい」だろうと思いついた
Courtesy of Jon Kotwicki/FLY8MA
フロリダ州出身で6年前にアラスカ州に移り住んだコトウィッキは、アンカレッジの北30マイル(約48㎞)にある航空学校FLY8MAのオーナーだ
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「約半年間、どこかに放置されていたり、もう利用されていない古い航空機について何か知っていそうな知り合いに片っ端から電話しました」と彼はInsiderに語った
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そしてついに彼はダグラスDC-6(Douglas DC-6)を見つけた
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「飛行機1機でもいいけれど、2機ならもっといい。そしてすぐに3機目が見つかりました。それで今、合計3機がここにあります」
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ダグラスDC-6、ダグラスDC-9、ボーイング727(Boeing 727)。3機の使われなくなった貨物機は、航空学校の学生や観光客のための宿泊施設へと改造されている
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ボーイング727は、コトウィッキの所有する航空機では最も大きい。機体後部のエアステア(航空機に格納された階段)を通る入口のあるベッドルームを作ったり、主翼と尾翼部分にデッキを設ける計画もある
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デッキは航空学校で夜を過ごす人のためのパブリックスペースとなる
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このプロジェクトでは主翼のデッキのひとつにホットタブを設置する予定だ
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ダグラスDC-9とDC-6は、キッチン、フルサイズのバスルーム、洗濯機、乾燥機、暖房タイルを備えたプライベート・アパートに生まれ変わる
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「飛行機を家として所有するという理論はよいが、もっと贅沢な空間で生活できる航空機を持つというのはどうだろう」
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航空機によって価格は変わるが、1泊200ドル(約2万8000円)から700ドル(約9万8000円)でエアビーアンドビー(Airbnb)を通してゲストにレンタルする予定だ
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DC-6は2023年夏、他の2機は同年冬にはゲストを受け入れる準備が整う計画だ
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この航空学校は、夏も冬も観光地として人気のあるアラスカ州のビッグレイク(Big Lake)に位置している
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この新しい宿泊施設は、すでに建設されているキャビンに追加して作られる
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建築家ではないものの、物を作り上げるのが好きだと語るコトウィッキは、建設チームの5人とともに飛行機の改造に取り組んでいる
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航空機を見つけることも大変だったが、その輸送も簡単な仕事ではなかった
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飛行機を解体して運ぶためには、クレーン、輸送車、道路の封鎖、特殊な機械などを準備する費用が必要だったという
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コトウィッキ氏によると、1機あたり60万ドル(約8377万円)から80万ドル(約1億1170万円)の予算で、そのうち10万ドル(約1396万円)から20万ドル(約2792万円)が分解と輸送に費やされるという
Courtesy of Jon Kotwicki/FLY8MA
「本物の飛行機の雰囲気を出すために、機内には本当に小さなテーブルと椅子を入れて、できるだけギューギューに配置するようにってみんなと冗談で言っている。でも、ゲストに圧迫感や窮屈さを感じさせたいのではなく、本当に素晴らしい体験をしてもらい、快適に過ごしてほしい」
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