じゃがいもやカボチャを潰せる調理器具、マッシャー。自宅にある人はどのくらいいるのだろうか。
少なくとも私は、2年前まで「マッシャーなんてフォークで代用できる」と思っていた。ただ、フォークだと少量ずつしか潰せないので時間もかかるし、けっこう力もいる。
690円だったので買ってみた
無印良品「ステンレスマッシャー」690円(税込)
撮影:苫米地結子
2年前、息子の離乳食作りが始まり、茹でた野菜を潰す作業が増えたことがきっかけで無印のマッシャーを購入した。
700円以下で買えたので「お試しがてら使ってみるか」という安易な気持ちで購入したのだが、これが大正解だった。
蒸したカボチャも20秒で潰せる
撮影:苫米地結子
このマッシャーを使うようになってから、カボチャのサラダやたまごサンドを作る機会がぐんと増えた。
無理に力を加えなくても、食材にマッシャーを押し当てるだけで、簡単にほぐれていくのが楽しいのだ。
撮影:苫米地結子
蒸したカボチャも、20秒ほどでここまできれいに潰せる。
フォークで代用していた頃は1分以上かかっていた作業が、数十秒で済むようになった。茹で卵やジャガイモなども、20秒程度で潰せるので無敵の気分だ。
潰しの部分が針金のように細く、持ち手部分とひとつなぎになっているので、力が効率よく分散されている印象がある。
目詰まりしないからお手入れも楽
撮影:苫米地結子
マッシャーといえば穴あきタイプのものもあるが、「目詰まりしやすく洗いにくい」というのを聞いたことがある。
その点、このアイテムは波状だから目詰まりしないので洗いやすい。使い終わった後は水で軽く流し、食洗機にお任せしている。大抵の汚れは水をかけるかけでほとんど落ちるので、お手入れは簡単だ。
もっと早く買えばよかった
撮影:苫米地結子
購入した当初から見惚れていたこの波状の形。潰しやすくて洗いやすい理にかなったデザインだと知って、ますます気に入っている。
見た目も機能性も満たしてくれるアイテムこそ、できるだけ長く大切に使っていきたいと思える。一生物のアイテムとして活躍し続けていくことに期待したい。