インスタ・Facebookの認証バッジを買える「Meta認証」を日本で開始。Threadsにも対応、Twitterとの違いは?

Meta認証

メタは認証バッジの付与を含めた有料課金サービス「Meta認証(Meta Verified)」を日本でも展開する。

出典:Meta

メタ(旧Facebook)は7月13日、サブスクリプションサービス「Meta認証」を日本で開始すると発表した。今後ユーザーに対し順次展開していく。

Meta認証は2月からオーストラリアとニュージランドで開始されており、加入することでFacebookとInstagramにおいて以下のような特典を得られる。

・認証バッジ……公的機関発行の本人確認書類を提出することで、登録者が実在の人物であり、アカウントが本物であることを示す

・なりすましに対するアカウント保護……オンライン上で注目を集めているアカウントを狙う可能性がある「なりすまし」対策として、アカウントの積極的なモニタリング

・アカウントサポート……一般的な問題について担当者によるサポート(日本語も対応)

・登録者のみが利用できる限定機能……InstagramとFacebookのストーリーズやリールで利用できる特別なスタンプ

(出典:2023年7月13日のMetaプレスリリース

なお、Metaの広報担当者によるとInstagramで認証バッジが有効になると7月6日からスタートした「Threads(スレッズ)」でも認証バッジが有効になるという。

Twitter BlueのMeta版だが既存のバッジ制度は継続

Threads

写真はThreads上のBusiness Insider Japanアカウント。Instagramで認証されているため、Threadsでも認証バッジがついてる。

撮影:小林優多郎

いわばTwitterにおける「Twitter Blue」のMetaバージョンとも言えるサービス内容だが、金額やサービス方針がやや異なる。

Twitter Blue(個人向け)の場合、日本では月額980円、年額だと1万280円になっている。一方、Meta認証の場合、月額1592円だ(いずれもウェブ版)。

Twitter Blueは支払いさえすればあとはTwitter独自の基準で判定されるが、Metaは申請の際「写真と一致する公的機関発行の本人確認書類を提出する必要がある」としている。

また、Twitterの場合は個人向けの認証バッジは原則として、Blueに課金しているユーザーに限定している(一部芸能人などで残っているものもある)が、Metaの場合は公人、著名人、有名人、ブランドなどの無料の認証バッジは今後も維持され、リクエストも受け付けるという。

あくまで、今回の有料課金による認証は「利用資格を満たしている個人、もしくはプロフェッショナルプロフィールを利用しているクリエイターのみ」を対象にしているとし、「(個人店舗などの)ビジネスプロフィールは申請の対象外」のようだ。

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