アップル、独自のAIチャットボット「Apple GPT」でAI開発競争に参戦か

ブルームバーグが最初に報じたところによると、アップルは「Apple GPT」と呼ぶ独自の会話型AIチャットボットの開発に取り組んでいるという。

ブルームバーグが最初に報じたところによると、アップルは「Apple GPT」と呼ぶ独自のAIチャットボットの開発に取り組んでいるという。

Kevin Dietsch

  • アップルは新たな人工知能ツールの開発に取り組んでいるとブルームバーグが報じた
  • アップルがAIチャットボットの背後にある大規模言語モデルを作成したという。
  • 報道によると、同社の一部の人々はこの新しいチャットボットを「Apple GPT」と呼んでいる。

アップル(Apple)は、OpenAIのChatGPTやグーグル(Google)のBardに対抗するため、独自の人工知能(AI)ツールを開発していると関係者がブルームバーグに語った

これは、ティム・クック(Tim Cook)CEOが新たなAI戦争で今のところ抜きん出ている2つのリーダーと正面から競争する準備をようやく整えたということのようだ。

ブルームバーグの報道によると、アップルは「Ajax」と呼ぶ大規模言語モデル(LLM、AIチャットボットを支えるシステム)の基盤となるフレームワークの開発を終えたという。

情報筋がブルームバーグに語ったところによると、同社がAjaxを構築したのは、生成AI技術の急速な進歩に対応するため、機械学習開発の基盤を確立するためだという。

現在、同社はAjaxを使ってChatGPTに似たAIチャットボットを作成しており、一部の従業員はこれを 「Apple GPT」と呼んでいるという。

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