高校中退の不動産投資家が、毎月最大140万円を生み出す26戸のポートフォリオを構築した方法

カミーユ(左)とジョーのスピネリ夫妻。

カミーユ(左)とジョーのスピネッリ夫妻。

Camille Spinelli

カミーユ・スピネッリ(Camille Spinelli)氏が裕福になる確率は、そう高いものではなかった。

バージニア州北部の貧しい環境で育った彼女は、高校を1年生のときに中退する。しかし、彼女は常に経済的自由を手に入れようと考えていた。例えば、彼女は起業家的な志向から、ジュースバーをオープンさせたこともあった。しかし、長い労働時間に見合うだけの利益が得られなかったため、最終的には売却した。

ジュースは経済的自立への切符にはならなかったが、不動産投資は成功した。Insiderが確認した税務書類によると、スピネッリ氏と夫のジョー(Joe)氏は5年間で26戸の不動産ポートフォリオを構築した。それらの物件は経費を差し引いても毎月1万ドル(約140万円=1ドル140円換算)以上のキャッシュフローを生み出していることが記録されている。

「不動産投資なんて私にはできない、それはお金持ちだけがするものだと思っていました。今いる場所に留まっていてはいけません。私にできるのだから、誰にでもできます」

スピネッリ氏が不動産投資を始めたのは偶然だった。2009年、彼女は12万ドル(約1680万円)の家を3.75%(4500ドル、約63万円)の頭金で購入した。不確実な経済環境に直面しても住宅ローンの支払いを確実に行いたいと考えた彼女は、家の3部屋を貸し出した。ハウスハッキングと呼ばれる戦略だ。

Popular

あわせて読みたい

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み