子どもが生まれてから、掃除の頻度が上がった。
そう言うと、「子どものために、こまめに家をキレイにしているなんて偉いね」と言ってくれる人もいるのだが、実際は「驚くほどの頻度で汚くなるから」という、必要に迫られてのことである。
共働きの我が家では、いかに効率良く、そしてストレスなく掃除をするにはどうしたらいいのか色々と試してきた。
今のところ、「ロボット掃除機とスティッククリーナー(コードレス掃除機)の2台使い」に落ち着いている。特に、スティッククリーナーをマキタに買い替えてからは格段に掃除がしやすくなった。
高性能なのにお手頃価格なのが嬉しい
マキタ「充電式クリーナー CL107」税込1万5209円(Amazon販売価格)。希望小売価格は2万3870円
撮影:小野瀬わかな
「安くて性能が良い」という理由から大人気のマキタのスティッククリーナー。
「安い」と聞くと「性能が劣るのでは?」と思ったが、マキタの充電式クリーナーは、清掃業や建設業に携わる人にも愛用されている。資材を加工した際に出る、細かい切り屑もキレイに掃除できるとのこと。
実際、我が家でも3年ほど愛用しているが、購入当時も今もパワフルな吸引力で、なんの問題もなく掃除ができている。
高性能な上に、ダイソンなどと比較するとかなり価格を抑えられるので、「ロボット掃除機と併用できる2台目の掃除機が欲しい」と考えていた我が家にぴったりだった。
軽くてコンパクト。収納も専用スタンドを使えばスッキリ
撮影:小野瀬わかな
以前、別のスティッククリーナーを使っていた時は、重さと収納に場所を取る点がネックだった。
我が家は人気のスタンダードモデル「CL107FD」を愛用しているが、重さは1.1キログラムと片手で楽々掃除ができる軽さだ。シンプルでコンパクトなフォルムも良い。
さらに、マキタは専用のスタンド(別売り)を使えば立てて収納できる。
撮影:小野瀬わかな
場所を取らなくなったし、気づいた時にサッと手に取りやすいので、「ちょこっと掃除」が苦にならなくなった。
バッテリー充電器は存在感がある
撮影:小野瀬わかな
このスティッククリーナーはコードレスなので、電源はバッテリーだ。バッテリーは着脱式となっており、使用しない時は付属の充電器で充電している。
この充電器の見た目が、いかにも「電動工具メーカーのバッテリー充電器」という感じで、その存在感にはじめは驚いた。
だが充電器なので、人目のつかないところに置いておけば「インテリアと馴染まない」などと悩むこともない。
我が家の場合はクローゼットの中の収納ケースの上に置いてある。クローゼットの扉は普段閉まっているので、特に気にならない。
フル充電まで約22分と、急速充電が可能なので性能には満足している。
紙パック式なのでフィルターの掃除が不要
撮影:小野瀬わかな
マキタのコードレス掃除機には紙パック式とカプセル式があるが、私が使っているのは紙パック式だ。
ゴミが溜まったら取り外して丸ごと捨てるだけなので簡単だし、ゴミ捨ての際にホコリが舞うこともない。定期的なフィルター掃除が必要ないのも楽で良い。
デメリットは、ランニングコストがかかることと、紙パックの目詰まりによって吸引力が低下する可能性があることだ。
しかし、この2点も、アタッチメントを取り付けることによって解決できる。
吸引力を落ちにくくするサイクロンアタッチメント
撮影:小野瀬わかな
我が家は、別売りのサイクロンアタッチメントを取り付けている。
このサイクロンアタッチメントを取り付けることによって、本体側の紙パックにゴミが侵入しにくくなり、吸引力がより落ちにくくなるからだ。紙パックの交換頻度も低るので、エコかつ経済的というメリットもある。
紙パックの内部写真
撮影:小野瀬わかな
実際、紙パックをもう半年も交換していないが、サイクロンアタッチメントのおかげで写真の通り綺麗である。目詰まりも当然ないので、吸引力の低下も全く感じていない。
このスティッククリーナーの導入によって、子どもに出したおやつを笑顔で粉砕されても、こちらも笑顔でサッと掃除できるようになった。
部屋が簡単にキレイになるだけではなく、育児における心の余裕も生み出してくれた。これからも末長くお世話になろうと思っている。
注:この記事のリンクを経由して製品を購入すると、アマゾンとのアフィリエイト契約により編集部が一定割合の利益を得ます。