マキロイにとってウッズは憧れの人だったが……。
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ロリー・マキロイ(Rory McIlroy )が少年時代に北アイルランドでゴルフを始めた頃、タイガー・ウッズ(Tiger Woods )は彼のアイドルだった。
現在ではウッズは、マキロイの特別なヒーローではなくなっている。むしろ、夜中にメールを送りつけてきて、眠っている彼を起こす“面倒な友人”である。
マキロイは新聞のインタビューで、タイガー・ウッズとは親しい友人、そして良きライバルだと語った。
インデペンデント(Independent)紙より。
彼は魅力的な人です。2時間一緒に過ごすと、彼の4つの違った側面を見ることができます。面白い人ですよ。気分のいい時はすごく僕を信頼してくれて、思いやりを持って接してくれるのです。素晴らしく思慮深い友人です。頭がいいし、読書家です。彼は最近不眠症に苦しんでいるようです。トレーニングのしすぎだと思うので、セーブするように言っているのですけれど。時々、朝の4時にメールしてくるんです。「気持ちが高まっているんだ。今何してる?」ってね。
ウッズがマキロイに近づきたがるのは不思議ではない。2人とも優れたゴルフプレーヤーであり、戦い方も似ている(マキロイはもちろん、ウッズの全盛期をお手本に自分のプレースタイルを確立した)。
ウッズは、昨シーズン、複数回にわたる背中の手術後、休場していた。そのために、PGAツアー参加選手たちとの友情を失ってしまったと何度も発言していた。また、クラブハウスやディナー、コースでの様々なイベントで他のゴルファーとおしゃべりをして過ごす時間も失ったとも。
(敬称略)
(翻訳:Conyac)