強烈な陽射しが降り注ぐ夏。
引っ越し以来、自宅のリビングの窓は磨りガラスということもありカーテンをつけていなかった。
しかしあまりの陽射しの強さに、さすがにつけようと検討を始めた。
玉ねぎの皮で染色されたカーテン
unico ECLE(エクル)税込7260円〜
撮影:間宮葵
そこで購入したのが、unicoのカーテンシリーズ「ECLE(エクル)」。
撮影:間宮葵
実はunicoではレストラン事業も手がけており、「ECLE」では、そのレストランで廃棄された玉ねぎの皮をカーテンの染料に再利用しているのだそうだ。
私が買った「OLIVE(オリーブ)」も、玉ねぎの皮に加えて実際のオリーブの葉や絞り殻といった、料理には使われない部分を再利用したシリーズ。深くやさしい落ち着いた色合いだ。
他にも、オークの端材を利用した「OAK(オーク)」、稲のもみ殻を利用した「RICE(ライス)」など、ユニークでナチュラルなシリーズが展開している。
オーダー情報の入力画面よりキャプチャ
撮影:間宮葵
「ECLE」は完全オーダーメイドなので、なかなかサイズが見つからないトイレやリビングの小窓のカーテンとして使うのもおすすめ。
サイズだけでなく、形状記憶加工やドレープなど、予算やインテリアデザインに合わせて選択できる。
サステナブルだけじゃなく、人にもやさしい
撮影:間宮葵
ただ捨てるだけの非可食部を再利用することで、環境にやさしいだけじゃなく、人にもやさしい。
公式サイトによると、オーガニックな染料を使用することで、化学染料のみを使用する場合と比べて紫外線を吸収しやすいとのこと。さらに厚みがある素材なので、光が透けにくい。
撮影:間宮葵
遮光2級で遮熱効果も高いため、サーキュレーターと組み合わせて使用すれば、冷房効率が上がり、節電にもつながるだろう。
寝室にもおすすめ
撮影:間宮葵
ただ、陽射しを通さないほど厚いため、もちろん風も通さない。「今日は風通しがいいから、窓を開けてエアコンは控えよう」と思っても、なかなか風が入ってこない。レースカーテンとあわせて使うのがマストだろう。
また、陽射しが入ってこないため、完全に締め切ると、昼間でも暗くなるほど。遮光効果は高いので、寝室で使うのが良いかもしれない。
やさしく絶妙な色合いのカーテンを取り入れたことで、部屋の雰囲気も柔らかくなり、もっと落ち着いて過ごせるようになった気がする。
7000円代からとオーダーメイドのカーテンとしては価格もそれほど高くないので、サステナブルでありながら、日常に取り入れやすいアイテムだと思った。