「ecostore(エコストア) 」トゥースペースト<コンプリートケア> 100グラム 税込638円
撮影:美里茉奈
毎日使う歯磨き粉。しかし、私にとって市販の歯磨き粉のミント味は辛すぎて、すぐに口をゆすいでしまい、なかなかしっかりと磨けないでいた。
最近、歯ブラシを新しく買い替えた。ただお店にあるものを選ぶのではなく、事前に自分が欲しい歯ブラシの条件を確認して購入したおかげで、気に入って使えている。
そこで、歯磨き粉の買い替え時も「どんな歯磨き粉がいいか」を事前に調べて買うことにした。
「次は、できる限りマイルドな味の歯磨き粉にしてみよう」と探して見つけたのが、ニュージーランド発・老舗ナチュラルブランド「ecostore(エコストア)」のトゥースペースト<コンプリートケア>であった。
控えめなミント風味。刺激が少なく、長時間でも磨ける
撮影:美里茉奈
歯磨き粉は購入前に試すことができないのが厄介だが「辛くない」をキーワードにネットで見つけたこの製品。フッ化物、パラベン類、SLS(ラウリル硫酸ナトリウム)、合成着色料、合成香料、人工甘味料も不使用だという。
テクスチャはゆるめだ。
撮影:美里茉奈
実際に磨いてみると、これまでの歯磨き粉で感じていたような、舌に感じるピリッとした刺激や辛さがない。薄味のミント風味とでもいうのだろうか。ミント味のガムの終わり際のような感じだ。
かといって、ナチュラルな歯磨き粉にありがちな味のマズさはない。泡立ちも味も控えめで磨きあがりはサッパリ。後味が残らないので、不快感を感じることなく磨くことができた。寝起きなど食事前にも使いやすい。
植物・ミネラル由来成分100%
パッケージの成分表示。
撮影:美里茉奈
トゥースペースト<コンプリートケア> は、植物・ミネラル由来成分100%※ の歯磨き粉だ。
どうやって歯の汚れを落とすのかと思っていたが、成分の中に「炭酸Ca(研磨剤)」「ラウリルグルコシド(洗浄剤)」という表記があった。
※水を除いた全成分中の配合%。
シンプルなデザインも魅力。自立するので収納もしやすい。
撮影:美里茉奈
今回私が購入したのは、全3種類あるうちの「コンプリートケア トゥースペースト」だ。
お茶やコーヒーをよく飲む人、歯への着色が気になる人には「ホワイトニング トゥースペースト」、虫歯予防に適した「プロポリス トゥースペースト」もあるので、目的に応じて選ぶと良いだろう。
動物実験をしない、クルエルティフリーも
パッケージにも、「Cruelty Free(クルエルティフリー)」であることを示すウサギのマーク「NOT TESTED ON ANIMALS」の表示がある。
撮影:美里茉奈
1993年、自然豊かなニュージーランド北部にある「エコビレッジ」で生まれたecostore(エコストア)。
日本には2016年に上陸し、いまでは全国のショッピングセンターやドラッグストアのナチュラルな製品コーナーでも見かけるようになった。
撮影:美里茉奈
エコストアは、2021年に米国の非営利団体B Labによる認証B Corp™(環境や社会に配慮した公益性の高い企業に与えられる)も取得している。
私が特にエコストアを推したいのは、動物実験をしない「Cruelty Free(クルエルティフリー)」という点だ。
自社でも委託先でも動物実験をしない。そして今後も行わないことを証明するPETAの保証声明に署名している。その代わりに、自社での広範なテストと大規模な消費者テストを行っているという。
日本でもよく見かけるクルエルティフリーの製品は、Aesop(イソップ)、WELEDA (ヴェレダ)、AVEDA(アヴェダ)などもある。
これからは、サステナビリティに加え、クルエルティフリーの製品をより身近なところでも選べるようになると良いなと感じた。
注:この記事のリンクを経由して製品を購入すると、アマゾンとのアフィリエイト契約により編集部が一定割合の利益を得ます。