「車線変更は控えて」…ゴールドマン・サックスは2023年後半の投資環境に楽観的

Goldman Sachs stock market outlook

Chris Hondros / Staff/Getty Images

渋滞に巻き込まれた運転手はしばしば、より速く動いているように見える方へと車線変更しようとする。しかし、統計学の教授、ロバート・ティブシラニ(Robert Tibshirani)氏の1999年の研究によれば、それは錯覚だ。車線変更ではスピードアップはできず、衝突の危険性を増す可能性がある。

ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)の2023年半ばの投資見通しは、このことの比喩から始まっている。

「不必要に車線を変更してはいけません」

同社の投資戦略グループのトップでウェルス・マネジメントの最高投資責任者であるシャルミン・モサヴァル-ラフマニ(Sharmin Mossavar-Rahmani)氏はこう述べている。そして、我々がいま直面している経済の不確かさの中でも投資を続けるべきだという。

コロナウイルス感染症後の世界では、サプライチェーンの混乱や40年ぶりのインフレ水準からくる連鎖反応によって、未知の領域が生まれている。世論は悲観的で、7月15日のウォール・ストリート・ジャーナルの調査報道では経済学者たちが今後12カ月で中央値にして54%の確率で景気後退が起きると予測している。

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