40%増量作戦キービジュアル。「だいたい」としたのは、「40%未満」の商品はなく、すべて「40%以上」増量しているためだという。
撮影:杉本健太郎
ファミリーマートは2021年から続けている「40%増量キャンペーン」を今年も8月1日から開催する。今夏は「お値段そのままデカくてうまい!!だいたい40%増量作戦」と銘打ち、「女性向けを意識した」とする商品ラインナップを増やしている。8月1日に第一弾、同8日に第二弾、同15日に第三弾と全16種類を週替りで市場投入する戦略をとる。
全16種類が週替りで登場する。
撮影:杉本健太郎
増量効果は「デザート3倍、惣菜は4倍」の売り上げに
ファミリーマート商品本部の阿部大地氏は40%増量キャンペーンについて、
「売り上げも非常に好調となっております。増量商品は通常商品と比べて売り上げが大幅に伸長しております」(阿部氏)
と、再三の増量キャンペーンが消費者の支持に支えられたものであることを強調した。
実際、どのくらい伸びているのかというと、
「例えばホットスナック・菓子であれば通常商品の180%、そしてデザートであれば通常商品の360%、そして惣菜であれば通常商品の440%」(阿部氏)
だという。
2022年の通常商品と増量商品の売上数量比較。
撮影:杉本健太郎
40%増量キャンペーンは「男性のお客様から支持の多い企画」(阿部氏)だが、今年のラインナップには、ファミチキ、ナポリタン、弁当、サンドイッチ、スナック菓子などに加えて、女性人気が高い「パスタサラダ」と「天使のチーズケーキ」が加わった。
人気商品の「天使のチーズケーキ」(税込228円)。
撮影:杉本健太郎
「天使のチーズケーキ」は「過去にファミリーマート、am/pm、 サークルK・サンクスで発売した人気商品を復活させたもの」(阿部氏)だ。「非常に好評なため、今でも定期的に店頭に並ぶ」(阿部氏)という。
「ローストチキンのパスタサラダ」(税込338円)。
撮影:杉本健太郎
増量する商品の選定に関しては、人気のある定番商品を選んでいるという。
「なぜ増量キャンペーンを8月に行うのか?」という会場記者からの質問に阿部氏は、
「お一人で楽しんでいただくシーンと、お盆がありますので、ご家族など皆様お集まりの時にシェアしていただくというようなシーンを想定しています」
と夏休みシーズンを狙ったものであることを明かした。