料理が好きで、休みの日にはその日の気分でいろいろなものを作っている。
初めは気にしていなかったのだが、しばらくすると料理に合わせた食器を自然と揃えるようになった。
同じように使っていても、無意識に選びがちなお気に入りの食器というのが出てくる。今回は、その中でもメインで使っている食器ブランドから発売された新作のお皿を購入してみた。
海水から作られるサステナブルなお皿
ARAS「中皿ウェーブ 海水(22センチ)マリンブルー」 4950円(税込)
撮影:シラクマ
「中皿ウェーブ 海水(22センチ)」は、機能性と見た目の美しさを両立した食器で知られているブランド「ARAS」の、サステナブルコレクションのお皿。
本体には、海水を淡水化する際に生じる「濃縮水」から採れる海水ミネラル成分を使用しており、通常シリーズの食器と比べて樹脂の使用量を50%削減している。
撮影:シラクマ
濃縮水をそのまま廃棄すると海水温の上昇やミネラルバランスの変化を起こすなど、海の環境にとって悪影響を及ぼす可能性があるとして、近年では社会問題にもなっている。
ARASの海水シリーズは、そうした資源を有効活用する一つの解決手段となっているのだ。
1000回落としても大丈夫!
撮影:シラクマ
また、ARASの食器は全て生涯を通して使用できるつくりとなっている。
これはどういうことかというと、まず単純に耐久性が高いのだ。1000回落としても割れない耐久性で作られており、実際私も通常シリーズのものを何度か落としてしまったことがあるが、どれも割れるどころか、欠けるようなことすらなかった。
そして、万が一破損してしまった場合でも「生涯破損保証」が付いているため、無償で新しいものと交換できるようになっている。割れる心配がないというのは、それだけで毎日使いやすい理由になってくれる。
何気ない日々を心地良く過ごすために欠かせない一皿
撮影:シラクマ
カラーは海に関連した展開となっており、ミネラルホワイト・コーラルピンク・マリンブルーの全3色。
他では見かけないようなカラーリングで、食卓の上を華やかに彩ってくれる。
撮影:シラクマ
本体の半分は凹凸のあるデザインとなっており、これは焼きたてのトーストをのせたときに蒸れるのを防いでくれる。また、ソースやドレッシングが流れるのも防いでくれるため、特に朝食のワンプレートを作るときに愛用している。
撮影:シラクマ
電子レンジや食洗機にも対応しているため、使い勝手は驚くほどに良い。
カレーのような油分を多く含むものや、トマトソースのように色素の濃いものは色移りの可能性があるそうだが、使用後すぐに洗い流せば良いだけなので、そこまで気にすることもないだろう。
朝のひとときを心地良く過ごせるとそれだけでなんだか良い1日になる気がする。私にとってこのお皿はそんな何気ない日々を心地良く過ごすために欠かせないアイテムとなっている。