一発で想定していた場所をタップできないとイライラしてしまう。
撮影:中山智
iPhoneでテキストを入力しているとき、厄介なのが文字入力の位置調整だ。
長文を入力していて、途中の文字を訂正するときに、その場所をタッチで指定するのが一般的だが、往々にしてずれた場所になりがちだ。
iPhone 14 Proシリーズなどでは、アプリによって拡大表示が隠れて見えないことも。
撮影:中山智
入力位置を移動させたいあたりを長押しすると、ポップアップでカーソル周辺を表示する機能もあるが、指で見えにくかったり、画面上部のカメラ・センサーエリアに隠れて見えないこともある。
そこで文字入力の位置調整のために憶えておきたいのが、「空白」の長押しだ。
(1)「空白」長押しでキーボードをタッチパッドにする
「空白」を長押しすると、タッチパッドのようにカーソル位置を動かせる。
画像:筆者によるスクリーンショット
カーソルを動かしている様子。
撮影:中山智
「日本語フリック入力」レイアウトキーボードにある「空白」を長押しすると、タッチパッドのような表示に切り替わり、そのまま指を動かすと、テキスト入力位置のカーソルが移動する。
(2)英字入力(QWERTY)時は「スペース」キー
QWERTYレイアウトの場合は、スペースキーを長押しする。
画像:筆者によるスクリーンショット
カーソルを動かしている様子。
撮影:中山智
ちなみに、アルファベットの「QWERTY」レイアウトなどは、スペースキーを長押しすると同じ機能が使える。
日本語フリックの場合は空白ボタンが右端にあるため、右にカーソルを動かしていくのが若干不便だが、QWERTYレイアウトだと中央にあるので左右に動かしやすい。
そのため、ウェブブラウザーのURLなどは、QWERTYレイアウトのほうが作業しやすい。